株高・仮想通貨バブルはいま何合目?
本日の日経平均株価は、反落となりました。
22,866.10円 前日比 -25.62円(-0.11%)
ドル円為替は113円台。
前日のNYダウの下落を背景に、日経もマイナス圏での値動き。大きな下げはないものの、いまいち材料が乏しい展開となりました。今年もあと、6営業日。
上昇相場バブルと「より馬鹿」理論
ここ数ヶ月で、大企業の不祥事が次から次へと出てくるけど、日経平均株価は下がる気配がない。一昔前ではあり得ない状況だよなぁ。仮想通貨や株運用だけで生活してる人も増えてるのかな?
— ハッピー (@Happy11311) 2017年12月20日
ほんとですね。
不祥事続きなのに、なぜか株高は続いています。
仮想通貨については国内だけではないので全世界的な上昇ですが、仮想通貨の主要コインであるビットコインについては、2017年で中国よりも日本が取引高第一位となっています。
日本と言えばもともとFX市場が盛んなので、この辺りの層を中心に投機マネーが仮想通貨にも集中したものと思われます。
その結果、『仮想通貨は儲かるらしい』という話がSNSなどで拡散されて裾野が広がり、サラリーマン層の中でも、マネーに敏感な人たちがこぞって入ってきていますね。
確かに、もっと早く入っていれば先行者利益にありつけた。
でも、今からならもう遅いだろう…
と慎重な人がまだまだ多数な一方、『まだ仮想通貨相場は黎明期』と、とりあえず数万円ぐらい買ってみる勉強熱心な人たち。
バブル崩壊のタイミングは誰にも分からない
このバブルがいつ崩壊するかは分かりません。
でも、たとえばあと1年このバブルが続くのであれば、今から参入したとしても結構な利益を得られる可能性は高いことでしょう。
ある意味、「より馬鹿理論」ですけど。
さらに買ってくれる人(バカ)がいる限り、まだまだ上がり続ける。バブル絶頂を最高値だとしたら、今が何合目なのかで勝負が決まります。
仮想通貨に未来を感じている投資家の中には、第四次産業革命の中での、「国境を破壊する新しい通貨」の形を想像して、遥か高値を期待している長期投資家の人もいることでしょう。
だって、世界にはまだまだ仮想通貨を保有している人なんていないですから。
このまま年末にかけて「ガラる」ようなことが無ければ、今年の株式相場・仮想通貨相場については、酉年らしい「商売繁盛」な年だったと言えそうですね。
といって、明日から超大暴落が始まったりして。
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