本日の日経平均株価は、7営業日続伸でした。
20,881.27円 前日比 +57.76円(+0.28%)
ドル円為替は、引き続き112円台。
東京証券取引所が、東芝(6502)の上場維持の方針を固めたことが一部報道により伝えられています。
神戸製鋼は暴落中ですが前日のNYダウの上昇を背景に、今日も日経平均は年初来高値を更新中。
IPOのセカンダリー投資は面白いけれど…
日経平均株価は21年ぶりの高値に。
十分な保有株を持っていないと、「21年ぶりの高値」とやらも生かせません。
とはいえ、すでに『割安バリュー株』の発掘は相当難しくなってます。
となると、新規上場・IPO銘柄が気になるところですが、当選するのはやはり簡単なことではないため、勝負をするならセカンダリー狙い。
最近のIPO銘柄で、株式公開後でも目立っているのが、PKSHA Technology(3993)とテックポイント(6697)です。
PKSHA Technologyは、公開価格2,400円。
9月22日の株価初値が2.28倍の5,480円。
10/10(火)には年初来高値14,450円を記録し、10/11現在の終値12,960円でもPER(連)720倍、PBR(連)182.79倍という期待度の高さ。
人工知能(AI)関連のIPO銘柄は強いと思ってましたが、上場後の株価伸びしろもここまで行くことは想像できませんでした。
テンバガー期待もあるし、仕手化してるしで、今から買うのは勇気が必要ですが、事業の成長性を正確に把握できる人ならいいんじゃないでしょうか。
(私にはまだよくわからない)
そしてもう一方のIPO銘柄が、テックポイント。
公開価格650円。
9月29日の株価初値が1,072円で1.65倍。
でもここからの”伸び”の方が、非常に驚きで、
10/11(水)には年初来高値・ストップ高前日比+500円で終値2,641円を記録。
事業内容を吟味した上での成長性期待の有望銘柄「買い」というよりは、
公開価格の購入しやすさに目をつけられた大口の思惑での上昇のような気はしますが、なんにせよ「株価が上がれば官軍」上がっていることがすべて。
この株価から”イン”することはどう考えてもギャンブルですが、大口がどこまで持っていくのかは誰にも分からず。
今日までのところは「何も考えずに、買ったもんが正解」となっています。
この祭りはいつまで続くのか。
個人的には、『明日にでも終わる』と思ってますけれどねー。
セカンダリー狙いの投資ってやっぱり博打性がありますね。
短期的な心理戦としては面白いんですが、自分なりのルール無しに、欲をかいて他人の肯定的な意見につられて投資すれば、とんでもない結末が待っています…
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