8月25(金)に、マネーフォワード(3994)、西本Wismettacホールディングス(9260/市場未定)と一緒に、ロードスターキャピタル(3482)の東証マザーズへの上場が承認されています。
ロードスターキャピタルは、中規模オフィスビル等への不動産自己投資、不動産賃貸、不動産特化型クラウドファンディングサービス等を行っている会社です。
これにより9月28日(木)に上場予定となりました。なお仮条件は、想定価格1,820円に対して1,640円~1,820円と弱気な設定。公開価格は上限の1,820円となりました。
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ロードスターキャピタルが上場へ!
ロードスターキャピタル株式会社
想定価格1,820円から計算したPER(連結)は19.38倍、PBR(連結)は2.26倍、公開時価総額目安は90.7億円です。
(PER:第5期決算時の当期純利益を基に算定・PBR:第6期第2四半期決算時の純資産額を基に算定)
業績としては、売上高・経常利益ともに創業よりわずか6年ながら、急成長しています。
進行期(第6期)も同様に順調のようで、第2四半期の段階で前期を上回るペースの進捗となっています。
監査法人は「有限責任監査法人トーマツ」
業種は「不動産業」です。
上場日までのスケジュール
銘柄名/証券コード | ロードスターキャピタル/3482 |
市場 | 東証マザーズ |
上場日 | 9/28(木) |
仮条件決定日 | 9/8(金) |
BB期間 | 9/11(月)~9/15(金) |
公開価格決定日 | 9/19(火) |
購入申し込み期間(※) | 9/20(水)~9/25(月) |
払込期日 | 9/27(水) |
(※)証券会社によって期日が異なるため、お申込み証券会社でご確認ください。
発行条件など
決算 | 12月 |
申込単位 | 100株 |
想定価格 | 1,820円 |
仮条件 | 1,640円~1,820円 |
公開価格 | 1,820円 |
株価初値9/28(木) | 2,501円(137.42%・1.37倍) |
公開株式数 | 1,265,000株 (公募740,000株・売出360,000株/OA165,000株) |
上場時発行済株式数 | 4,984,000株 |
オーバーアロットメント(OA)と合わせて1,265,000株なので、最大当選枚数は12,650枚です。
当選枚数は、普通クラスである程度当たりやすいIPO銘柄です。想定価格の1,820円で計算した吸収金額は、約23.0億円で東証マザーズ市場としては「中型規模」のIPO銘柄となります。
申込みができる証券会社
※ブックビルデング申込期間は、2017年9/11(月)~9/15(金)となっています。
■今回、岡三オンライン証券での取り扱いも発表されました!
ロックアップと株主上位
氏名・名称 | 所有株式数(株) | 所有割合(%) | ロックアップ |
Renren Lianhe Holdings | 2,090,000 | 46.47 | 90日又は1.5倍 |
岩野 達志 | 900,000 | 20.01 | 90日又は1.5倍 |
森田 泰弘 | 815,000 | 18.12 | 90日又は1.5倍 |
中川 由紀子 | 250,000 | 5.56 | 90日又は1.5倍 |
久保 直之 | 92,000 | 2.05 | |
成田 洋 | 62,000 | 1.38 | |
(株)カカクコム | 54,000 | 1.20 | |
佐藤 拓也 | 37,000 | 0.82 |
■ 上記株主保有分のうち、Renren Lianhe Holdingsの保有する180,000株、岩野達志60,000株、森田泰弘60,000株、中川由紀子60,000株は、今回の売出株式となります。
※ロックアップ90日目は、平成29年12月26日(火)
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ロードスターキャピタルのIPO株価の初値予想
最大当選枚数は12,650枚とやや多めで、想定価格1,820円で計算した吸収価格は約23.0億円・想定時価総額は90.7億円と、東証マザーズ銘柄の中では中規模銘柄です。
まず需給的に、IPOで初値より株価が急上昇しやすい、”軽さ”がないため、あまり大きな上昇は期待できないかもしれません。
逆にプラスな点としては、創業より業績は堅調で右肩上がりで伸びている点です。
また業種的には、クラウドファンディングを使っての不動産投資ビジネスということで、今後の「成長性」を感じさせる点はあるものの、従来からの不動産業と同様に、市場動向に左右されやすいイメージもあるため、一概に人気化に繋がるかどうかは分かりません。
それでも、チャレンジポイント狙いのSBI証券を始め、申し込み自体を躊躇する必要はなさそうです。
【追記】
想定価格1,820円に対し、仮条件は1,640円~1,820円と下振れでの設定となりました。
【上場日・IPO銘柄名・証券コード/市場】
8月IPO
- 8/3(木)シェアリングテクノロジー(3989/東証M・名証セントレックス)
- 8/9(水)トランザス(6696/東証M)
- 8/30(水)UUUM(3990/東証M)
9月IPO
- 9/13(水)エスユーエス(6554/東証M)
- 9/14(木)三菱地所物流リート投資法人(3481/東証REIT)
- 9/14(木)ウォンテッドリー(3991/東証M)
- 9/20(水)ニーズウェル(3992/JASDAQS)
- 9/22(金)PKSHA Technology(3992/東証M)
- 9/26(火)壽屋(7809/JASDAQS)
- 9/28(木)ロードスターキャピタル(3482/東証M)
- 9/29(金)西本Wismettacホールディングス(9260/未定)
- 9/29(金)マネーフォワード(3994/東証M)
- 9/29(金)テックポイント(6697/東証M)
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IPOに応募する方法
ロードスターキャピタル株を保有するためには、IPO(新規公開株式)で狙っていく方法があります。IPOで株式を購入するためには、まず証券会社の口座を持っていないと申し込めません。
今回の主幹事はみずほ証券ですが、以下はロードスターキャピタルのIPO幹事の中で、その他にもネットで気軽に申し込みができる証券会社です。IPOで当選を狙うのであれば、複数応募により当選確率を上げていきましょう。
SMBC日興証券
SBI証券と並んで新規公開株式数がダントツなので、IPO投資をするなら口座開設必須の証券会社です。抽選は完全平等抽選で、完全平等抽選の場合は1口座に対して誰もが1チャンスなので「誰でも平等に当選チャンス」があります。
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マネックス証券でのIPOの抽選は全て平等な証券会社です。『本気で当てたい』IPO銘柄の際には、複数の証券会社での申し込みが基本です。こちらも開設しておくとよいでしょう。
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