1月20日(金)に、レノバ(9519)の東証マザーズへの新規上場が承認されています。
レノバは、再生可能エネルギー発電事業、再生可能エネルギー開発・運営事業を行っている会社です。
これによりレノバは2月23日(木)に上場予定となり、2月IPO銘柄としては4番目となりますが、同日には5番目となるユナイテッド&コレクティブ(3557)との同時上場が決まっています。
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レノバが新規上場へ!
【追記】レノバの仮条件が660円~750円で決定しています。想定価格の660円に比べて強気の設定となりました。
【追記】公開価格は、750円に決定しました。
株式会社レノバ
想定価格660円から計算したPERは39.3倍、PBRは2.16倍、公開時価総額目安は120.1億円です。
業績面では、連結決算を適用した第16期(平成27年5月)から第17期(平成28年5月)の売上高(連結)は増収ながらも減益となっています。また、単独の売上(第13期~17期)としては、やや波がありまながらも、直前期の17期は好調です。
業種は「電気・ガス業」です。
上場日までのスケジュール
9519 レノバ
- 市場: マザーズ
- 上場日: 2/23(木)
- 仮条件決定日: 2/6(月)
- BB期間: 2/8(水)~2/14(火)
- 公開価格決定: 2/15(水)
- 購入申込期間(※):2/16(木)~2/21(火)
- 払込期日: 2/22(水)
(※)証券会社によって期日が異なるため、お申込み証券会社でご確認ください。
発行条件など
- 決算:5月
- 申込単位:100株
- 想定価格:660円
- 仮条件:660円~750円
- 公開価格:750円
- 公開株式数:1,391,500株
(公募650,000株・売出560,000株・OA181,500株) - 上場時発行済株式数:18,201,600株
オーバーアロットメント(OA)合わせて1,391,500株なので、最大当選枚数は13,915枚です。
当選枚数は「普通」の部類で、ある程度当たりやすい銘柄です。想定価格660円で計算した吸収金額は、約9.18億円で、東証マザーズ市場としては、「中型規模」となります。
申込みができる証券会社
※ブックビルデング申込期間は、2017年2/8(水)~2/14(火)となっています。
ロックアップと株主上位
氏名・名称 | 所有株式数(株) | 所有割合(%) | ロックアップ |
木南 陽介 | 3,720,000 | 19.34 | 90日又は1.5倍 |
住友林業(株) | 1,840,000 | 9.57 | 90日又は1.5倍 |
辻本 大輔 | 1,800,000 | 9.36 | 90日又は1.5倍 |
本田 大作 | 1794,000 | 9.33 | 90日又は1.5倍 |
(株)ミツウロコグループホールディングス | 969,600 | 5.04 | 90日又は1.5倍 |
鈴与商事(株) | 756,000 | 3.93 | 90日又は1.5倍 |
京大ベンチャーNVCC1号投資事業有限責任組合 | 690,400 | 3.59 | 90日又は1.5倍 |
DBJキャピタル投資事業有限責任組合 | 599,600 | 3.12 | 90日又は1.5倍 |
環境エネルギー1号投資事業有限責任組合 | 590,800 | 3.07 | 90日又は1.5倍 |
ニッセイ・キャピタル4号投資事業有限責任組合 | 476,000 | 2.47 | 90日又は1.5倍 |
ネオステラ1号投資事業有限責任組合 | 453,600 | 2.36 | 90日又は1.5倍 |
安田企業投資4号投資事業有限責任組合 | 400,000 | 2.08 | 90日又は1.5倍 |
(株)新生銀行 | 400,000 | 2.08 | 90日又は1.5倍 |
住友商事(株) | 320,000 | 1.66 | 90日又は1.5倍 |
みずほ証券(株) | 264,000 | 1.37 | 90日又は1.5倍 |
千本 倖生 | 254,400 | 1.32 | 90日又は1.5倍 |
(株)金子事務所 | 244,400 | 1.27 | 90日又は1.5倍 |
■ VCにはおおむねロックアップがかけられています。
※ロックアップ90日目は、平成29年5月23日(火)
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レノバのIPO株価の初値予想
初値予想としては、当選枚数が13,915枚と普通にあって希少性はなく、120億円を超える時価総額の重さからしても、需給的には極端な上昇は期待できないかもしれません。
それでも、今後期待される太陽光・バイオマス・風力・地熱等の再生可能エネルギー発電という事業内容としては注目を集めそうで、ベンチャーキャピタルにはおおむねロックアップがかけられています。
また想定価格が660円である点も、
同じく東証マザーズ市場&中型株で、2016年12月7日に上場した公募価格630円であまり期待されていなかったイントラスト(7191)の初値が854円と+135.56%(※)になった事例もあるため、案外当たりやすい分、こずかい稼ぎとしては楽しめる可能性があります。
※(854円-630円)×100株=2万2,400円の儲け
チャレンジポイント狙いのSBI証券はもちろん、一般的な初値予想の動向や外部環境等の相場の雰囲気をみながら、今のところは完全平等抽選制のマネックス証券でも申し込む予定です。
【上場日・IPO銘柄名・証券コード/市場】
1月IPO
- 1/27(金) シャノン(3976/東証M)
2月IPO
- 2/07(火) 森トラスト・ホテルリート投資法人(3478/REIT)
- 2/10(金) 安江工務店(1439/JQ)
- 2/16(木) 日宣(6543/JQ)
- 2/23(木) レノバ(9519/東証M)
- 2/23(木) ユナイテッド&コレクティブ(3557/東証M)
3月以降IPO
- スシローグローバルホールディングス/あきんどスシロー?
- 力の源ホールディングス/博多一風堂?
レノバのIPOに応募する方法
レノバ株を保有するためには、IPO(新規公開株式)で狙っていく方法があります。IPOで株式を購入するためには、まず証券会社の口座を持っていないと申し込めません。
以下は、レノバのIPO幹事の中でねらい目ネット証券会社です。
SBI証券と並んで新規公開株式数がダントツなので、IPO投資をするなら口座開設必須の証券会社です。抽選は完全平等抽選であり、抽選は1口座に対して誰もが1チャンスとなっており、資金力を武器にとした複数申込者と当選確率は変わらないため、「誰でも平等に当選チャンス」があります。
最小単位の応募でOKなので、IPO初心者にもやさしい証券会社です。
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マネックス証券でのIPOの抽選は全て平等な証券会社です。『本気で当てたい』IPO銘柄の際には、複数の証券会社での申し込みが基本です。こちらも開設しておくとよいでしょう。