イントラストが新規上場!IPO株価はどうなる?

イントラスト上場 IPO
11月4日(金)に、イントラスト(7191)が東証マザーズへの上場が承認されました。

イントラストは、家賃債務の連帯保証人代行システムや、介護費用保証事業・医療費用保証事業等の各種サービスを提供している会社です。

これにより、イントラストは12月7日(水)に上場予定となり、いよいよ今年最後の月となる12月のIPO銘柄に入りました。

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イントラストがついに上場!

【11/18追記】 仮条件が決定しています。570円~630円と想定価格630円と比べて弱気な設定となりました。

業種は「その他金融業」です。

  • 株式会社イントラスト
  • 市場:東証マザーズ
  • 証券番号:7191
  • 決算:3月末日
  • 上場日:12/7(水)
  • 主幹事証券:
    ・みずほ証券
  • 幹事証券:
    ・大和証券
    ・SMBCフレンド証券
    ・いちよし証券
    ・今村証券
    SBI証券
  • 仮条件決定日:11/18(金) 570円~630円
  • ブックビルディング期間:11/21(月)~11/28(月)
  • 公募価格決定:11/29(火)
  • 公募価格:?
  • 購入申込期間:11/30(水)~12/5(月)
  • 払込期日:12/6(火)
  • 申込単位:100株
  • 想定価格:630円
  • 公開株式数:2,266,000株(公募1,430,000株・売出836,000株/OA339,000株)
  • 上場時発行済株式総数:9,743,861株

オーバーアロットメント(OA)も合わせると2,605,000株で、当選枚数は26,050枚です。

当選枚数は多く、かなり当たりやすいIPO銘柄になることでしょう。東証マザーズ市場において、想定価格の630円から計算した吸収価格は約16.4億円で「中型規模」です。

規模は普通で、当選枚数も多いことから、会社内容に何か特別な期待感でもない限り、公募価格と比べて大きく上昇する見込みは薄そうです。

イントラストの売上高・経常利益の推移

【単体売上高の推移(千円)】

  • 平成24年3月期: 1,285,880
  • 平成25年3月期: 1,851,218
  • 平成26年3月期: 2,131,964
  • 平成27年3月期: 2,845,934
  • 平成28年3月期: 2,650,728

【単体経常利益の推移(千円)】

  • 平成24年3月期: △67,645
  • 平成25年3月期:    71,315
  • 平成26年3月期:      9,454
  • 平成27年3月期:    13,823
  • 平成28年3月期:  541,001

直近期となる平成28年3月期には、経常利益は増えているものの、売上高が減少しているのが気になります。

ロックアップ

大株主であるPrestige International(S) Pte Ltd.、桑原豊、(株)桑原トラスト、(株)トリニティジャパンについては90日のロックアップとともに、売却価格が発行価格又は売り出し価格の1.5倍になった場合も解除となる旨で合意がなされています。

ロックアップにより、原則として以下の株主は株式を売却することができないため、上場後の創業者等の大量売り出しによる株価の値崩れを防ぐことができます。

【主な株主上位】

氏名・名称 所有株式数(株) 所有割合(%) ロックアップ
Prestige International (S) Pte Ltd. 7,320,797 77.77 90日又は1.5倍
桑原 豊 1,473,364 15.65 90日又は1.5倍
(株)桑原トラスト 250,000 2.66 90日又は1.5倍
(株)トリニティジャパン 172,000 1.83 90日又は1.5倍
藤森 武 14,000 0.15
太田 博之 14,000 0.15
川島 俊忠 14,000 0.15
中村 育鉱 10,000 0.11
石原 健太 10,000 0.11
永田 明久 7,000 0.07

 筆頭株主であるPrestige International (S) Pte Ltd.は、東証1部上場のプレステージ・インターナショナル(4290)の子会社です。

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イントラストのPER・PBR

平成28年度2月期の1株当たり当期純利益金額は、65.07円とされています。

なので仮に想定価格の630円が公募価格として計算してみた場合のPER(株価収益率)は、630円÷65.07円≒9.68となり、約9.7倍です。

また一方でPBR(株価純資産倍率)は、上場時の発行済株数9,743,861株を使って計算してみることにします。

まず、9,743,861×630円≒6,138,632,430円⇒約61.4億円が上場時の時価総額の目安です。

これに、平成28年3月期末(第11期)の純資産額、384,175(千円)を用いて計算してみると、6,138,632,430円÷【384,175,000円+900,900,000円(見込額)】≒4.77→約4.8倍です。

※潜在株式等は考慮していません。あくまでも目安程度にお考え下さい。

イントラストに株主優待・配当金はあるの?

新規上場申請のための有価証券報告書には、配当政策について触れられています。

配当政策

当社は、将来の事業拡大と企業体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、業績と連動した安定的な配当を継続していくことを基本方針としております。

当社の剰余金の配当は、原則として年1回、期末に配当を行うことを基本方針としており、決定機関は取締役会であります。また、当社は会社法第454条第5項に規定する中間配当を取締役会の決議によって行うことができる旨を定款に定めております。

第11期事業年度の剰余金の配当につきましては、524,066千円の当期純利益を確保したものの、利益剰余金が△192,244千円であったため、無配としております。なお、当社は内部留保金につきましては、業容拡大を目的とした中長期的な事業原資として有効に活用していく所存であります。

【出典:新規上場申請のための有価証券報告書 ((株)イントラスト)】

【配当金】

配当金は、原則として年1回の配当を行うことを基本方針としています。

ただし、平成24年3月期(第7期)から平成28年3月期(第11期)の間においては配当は行われていません。

【株主に対する特典】

なし

株主優待については、今のところ予定はないようです

イントラスト上場IPOのまとめ

大方の初値予想は、あまり高くありません。

それどころか、当日の相場の雰囲気によっては公募割れもありそうで、想定価格が630円に対しての初値予想は、600~700円ぐらいではないかと予想します。

マザーズ市場での中型株。当選枚数は多めで、会社内容的にも得に目新しさはなく、直近平成28年3月期の売上高は前年割れしています。

うーん。個人的には無理に買わなくてもいいかな。SBI証券のチャレンジポイント狙いで、とりあえず応募はしますが、当選したらどうするかを考えることになるでしょう。

なお、イントラストはもともと、東証マザーズ上場のフィンテック グローバル(8789)の子会社として設立されましたが、平成22年1月付でPrestige International (S) Pte Ltd.(親会社は東証1部:プレステージ・インターナショナル4290)へ全株式を譲渡されています。

また、社長の桑原豊(くわばらゆたか)氏は、居酒屋「和民」を展開しているワタミ(7522)の元社長とは同姓同名ですが、まったく別の人物です。

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【上場日・IPO銘柄名・市場】

  • 12/07 イントラスト(東証M)
  • 12/08 グッドコムアセット(JQ)

イントラストのIPOに応募する方法

イントラスト株を保有するためには、上場日以降に、株式相場から購入するか、事前にIPO(新規公開株式)に応募して当選を狙っていく方法があります。

IPOで株式を購入するためには、幹事となっている証券会社(又は委託幹事証券)に、事前に口座を持っていないと申し込めません。

既に口座をお持ちであれば、主幹事証券会社のみずほ証券や、幹事証券会社である大和証券などでIPOのブックビルディングに申し込み、うまく当選すれば購入することができます。

今回のIPO幹事証券の中で気軽に申し込めるネット証券は、SBI証券です。やはりここの口座なくしてはIPOは何も語れません。

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SBI証券

IPOに力を入れており、2015年のIPO取り扱い銘柄数NO.1のネット証券です。継続的にIPOを挑戦している方なら言うまでもないことでしょう。

口座開設は無料、口座維持費用もかかりません。新規口座開設時にはキャンペーンが多いメリットのみならず、IPOについては外れても「IPOチャレンジポイント」が付与されます。

このポイントは貯めて次回以降のIPOに使うと、当選確率が上がるため、申込続けてポイントを貯めれば、理論上いずれかは必ず当選することになります。