エルテスが上場!IPO株価と初値予想は…

エルテス上場IPO

10月24日(月)に、エルテス(3967)が東証マザーズへの上場が承認されました。

エルテスは、SNSを利用しての「ネット炎上」などのソーシャルリスクや、内部要因による情報セキュリティ事故防止に着目した「情報漏えい」を防ぐためのリスク検知とビッグデータ解析によるソリューションの提供を行ている会社です。

これにより、エルテスは11月29日(火)に上場予定となり、同日はJMCエルテススタジオアタオIPO3社同時の新規上場となりました。

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エルテスがついに上場!

業種は「情報・通信業」です。

【追記:11/8】エルテスの仮条件が決定。想定価格よりも強気の1,650円~1,790円です。

【追記:11/17】エルテスの公募・売出価格が決定。仮条件の上限となる、1,790円です。

【追記:11/30】上場2日目にして、やっとエルテスの初値が付きました。公募価格をはるかに上回る6,510円(+363.69%)、終値は7,510円です。当選して本日売却しなかった方は、あっという間に約4.2倍になりました。

  • 株式会社エルテス
  • 市場:東証マザーズ
  • 証券番号:3967
  • 決算:2月末日
  • 上場日:11/29(火)
  • 主幹事証券:
    SBI証券
  • 幹事証券:
    ・みずほ証券
    ・岡三証券
    ・香川証券
    ・極東証券
    マネックス証券
    ・藍澤證券
    ・東洋証券
  • 仮条件決定日:11/8(火)  1,650円~1,790円
  • ブックビルディング期間:11/10(木)~11/16(水)
  • 公募価格決定:11/17(木)
  • 公募価格:1,790円
  • 購入申込期間:11/21(月)~25(金)
  • 払込期日:11/28(月)
  • 申込単位:100株
  • 想定価格:1,620円
  • 公開株式数:216,100株(公募150,000株・売出66,100株/OA32,400株)

オーバーアロットメント(OA)も合わせると248,500株で、当選枚数は2,485枚です。

売出が約3分の1あるものの、当選枚数自体が少ないので当たりにくい銘柄でしょう。東証マザーズにおいて、想定価格1,620円から計算した吸収価格は約4億円で、「小型規模」になります。

マザーズ市場であり、規模も小さいため、需給要因だけでも人気化することが予想されます。「当たればラッキー」な大本命銘柄でしょう。SBI証券などチャレンジポイント狙いの意味でも、無条件に応募が得策です。

エルテスの事業内容・売上高の推移

【単体売上高の推移(千円)】

  • 平成24年8月期:   36,979
  • 平成25年2月期:   31,895
  • 平成26年2月期:     2,814
  • 平成27年2月期: 649,119
  • 平成28年2月期: 960,386

【単体経常利益の推移(千円)】

  • 平成24年8月期:     13,486
  • 平成25年2月期:    △4,395
  • 平成26年2月期:  △17,486
  • 平成27年2月期:△118,662
  • 平成28年2月期:     88,925

平成26年2月期に大幅に売上は縮小した後、平成26年3月1日付でエヌアールピーが(旧)エルテスを吸収合併。存続会社の商号はエルテスに変更されています。

その後は規模も大きくなり、2年連続で急激に売り上げを拡大。平成28年2月期には黒字となっています。

ロックアップ

大株主である菅原貴宏、松林篤樹、紺野祐樹、奥山成美、高橋宜治、本橋広之、(株)TSパートナーズ、五十嵐洋次については90日のロックアップが、エルテス社員持ち株会には180日のロックアップがかかっています。

また同じく大株主の、

宮前幸央、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)、(株)アドベンチャー、八木恵理子については、90日のロックアップとともに、売却価格が発行価格又は売り出し価格の1.5倍になった場合も解除となる旨で合意がなされています。

ロックアップにより、原則として以下の株主は株式を売却することができないため、上場後の創業者等の大量売り出しによる株価の値崩れを防ぐことができます。

【主な株主上位】

氏名・名称 所有株式数(株) 所有割合(%) ロックアップ
菅原 貴弘 711,600 29.41 90日
(株)TSパートナーズ 254,200 10.51 90日
(株)産業革新機構 250,000 10.33
宮前 幸央 100,000 4.13 90日又は1.5倍
NTTインベストメント・パートナーズファンド投資事業組合 83,300 3.44
瓜生 健太郎 75,900 3.14
(株)電通 62,500 2.58
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株) 60,000 2.48 90日又は1.5倍
みずほ成長支援投資事業有限責任組合 50,000 2.07
(株)アドベンチャー 50,000 2.07 90日又は1.5倍
アントプレナー投資事業組合 45,600 1.88
Hero Holdings(株) 45,600 1.88
池田 弘 45,600 1.88
佐護 勝紀 41,600 1.72
電通デジタル投資事業有限責任組合 41,600 1.72
(株)マイナビ 41,600 1.72

 株価が急騰するような場合には、売り圧力が強まる恐れがあります。

※90日目は平成29年2月26日(日)

※180日目は平成29年5月27日(ド)

⇒平成29年2月27日(月)以降は、株式の市場価格に影響が及ぶ可能性があります。

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エルテスのPER・PBR

平成28年度2月期の1株当たり当期純利益金額は、47.92円とされています。

(平成28年7月30日付1:100株式分割考慮後の数値)

なので仮に想定価格の1,620円が公募価格として計算してみた場合のPER(株価収益率)は、1,62円0÷47.92円≒33.81となり、約33.8倍です。

また一方でPBR(株価純資産倍率)は、上場時の発行済株数2,351,600株(平成28年7/30付け2,201,600株+新規発行150,000株)を使って計算してみることにします。

まず、2,351,600×1,620円≒3,809,592,000円⇒約38.0億円が上場時の時価総額の目安です。

これに、平成28年8月(第6期第2四半期)時点での純資産額、1,187,006(千円)を用いて計算してみると、3,809,592,000円÷【1,187,006,000円+206,550,000円(見込額)】≒2.73→約2.7倍です。

※潜在株式等は考慮していません。あくまでも目安程度にお考え下さい。

エルテスに株主優待・配当金はあるの?

目論見書には、配当政策について触れられています。

配当政策について

現在は、成長過程にあると認識しており、獲得した資金については優先的にシステム等の設備投資や人材の採用、育成に充てるため、過去においては配当を行っておりません。

今後は、株主に対する利益還元を経営上の重要な課題の一つとして認識し、将来的には、配当による株主への利益還元を予定しおります。

しかしながら、重要な事業投資を優先する場合やキャッシュ・フローの状況によっては、配当を実施しない、あるいは予定していた配当を減ずる可能性があります。

【出典:新株式発行並びに株式売出届出目論見書 ((株)エルテス)】

【配当金】

配当金は、会社設立以来行っていません。今後は当面は内部留保を優先しながらも株主への利益還元、つまり配当を検討はしているものの、今のところ予定はありません。

【株主に対する特典】

なし

株主優待については、いまのところ予定はないようです。

エルテス上場IPOのまとめ

初値予想は高いです。想定価格が1,620円に対し予想では『2倍以上は当たり前』と3,300~4,000円ぐらいまでのかなり強気な意見が多いようです。

まさに『当たればラッキー』で、期待度が高いIPO銘柄ですね。

マザーズ市場での小型株、業種的にもIT系というIPOで上がりやすい条件が整っており、さらには社長の菅原 貴弘氏は東京大学経済学部出身の弱冠36歳の若手経営者。

これはやはり、人気化しそうな匂いがプンプンしています。正直、当たる可能性の方が低いですが申し込みは無料です。チャンスには『下手な鉄砲数うちゃ当たる』方式で行きましょう。最悪、SBI証券にはチャレンジポイントが貯まりますし…。

なお、上場日の11月29日(火)は3社の同時上場となっています。

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11月の上場銘柄

【上場日・IPO銘柄名・市場】

エルテスのIPOに応募する方法

エルテス株を保有するためには、11月29日(火)の上場日以降に、株式相場から購入するか、事前にIPO(新規公開株式)に応募して当選を狙っていく方法があります。

IPOで株式を購入するためには、幹事となっている証券会社(又は委託幹事証券)に、事前に口座を持っていないと申し込めません。

既に口座をお持ちであれば、主幹事証券会社のSBI証券や、幹事証券会社であるみずほ証券などでIPOのブックビルディングに申し込み、うまく当選すれば購入することができます。

以下は、今回のエルテス株の幹事証券の中で気軽に申し込めるネット証券です。

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SBI証券

IPOに力を入れており、2015年のIPO取り扱い銘柄数NO.1のネット証券です。継続的にIPOを挑戦している方なら言うまでもないことでしょう。

口座開設は無料、口座維持費用もかかりません。新規口座開設時にはキャンペーンが多いメリットのみならず、IPOについては外れても「IPOチャレンジポイント」が付与されます。

このポイントは貯めて次回以降のIPOに使うと、当選確率が上がるため、申込続けてポイントを貯めれば、理論上いずれかは必ず当選することになります。

(今回のエルテス株を当てるために、今までため込んでいたチャレンジポイントを使って勝負する人は多そうです。)

マネックス証券

個人的にミニ株投資でよく利用している証券会社です。IPOの抽選はすべて平等で、取り扱い銘柄も豊富です。IPOを本気で当てに行くためには、複数の証券会社での申し込みが基本となるため、こちらも開設しておくとよいでしょう。

証券

岡三オンライン証券

エルテスのIPO幹事証券ではありませんが、岡三オンライン証券のIPO抽選申込みには、前金が必要ありません。岡三証券会社が幹事に入っている時には、IPO応募の選択肢を増やすことにもなります。

大手ネット証券会社と比べて認知度はまだ低いため、意外と穴場かもしれません。