JMCが上場!IPO株価はどうなる?

jmc 上場 IPO

10月21日(金)に、3D(立体)プリンターの出力事業と鋳造や販売などを行っているJMC(5704)が東証マザーズへの上場が承認されました。

これにより、JMCは11月29日(火)に上場予定となりました。

11月中のIPOとしては、WASHハウスIPOに続いての上場となります。

関連  WASHハウスが上場!IPO株価はどうなる?

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JMCがついに上場!

業種は「非鉄金属」です。

一見地味な銘柄に思えますが、最近流行りの3Dプリンター銘柄ということで、ニッチでありながらも今後期待される業界として、意外と注目度は低くはないのではないでしょうか。

【追記】JMCの仮条件が決定しました。想定価格より上の920円~960円です。

【追記2】JMCの公募・売出価格が決定しました。仮条件上限の960円となっています。

【追記3】11/29(火)に無事上場。初値は公募価格を上回る1,816円(+189.17%)となりました。

  • 株式会社JMC
  • 市場:東証マザーズ
  • 証券番号:5704
  • 決算:12月末日
  • 上場日:11/29(火)
  • 主幹事証券:
    ・野村證券
  • 幹事証券:
    SBI証券
    SMBC日興証券・静銀ティーエム証券
  • 仮条件決定日:11/9(水)  920円~960円
  • ブックビルディング期間:11/10(木)~11/16(水)
  • 公募価格決定:11/17(木)
  • 公募価格:960円
  • 購入申込期間:11/18(金)~24(木)
  • 払込期日:11/28(月)
  • 申込単位:100株
  • 想定価格:920円
  • 公開株式数:1,000,000株(公募970,000株・売出30,000株/OA150,000株)

オーバーアロットメント(OA)も合わせると1,150,000株。

売出は少なく公募株が圧倒的に多くなっているのは良い点です。ただし、全体としての当選枚数は多いものの、主幹事が野村證券ということで、枚数の割には、当たりにくいことが予想されます。

また例によって、SBI証券のチャレンジポイントGET的な抽選となってしまうかもしれませんが、個人的には意外と人気化するのではないかと思っているため、当たればラッキーです。

東証マザーズにおいての吸収金額は、約10.5億で「小~中型規模」になります。

JMCの事業内容・売上高の推移

【単体売上高の推移(千円)】

  • 平成23年4月期: 452,797
  • 平成24年4月期: 618,340
  • 平成25年4月期: 595,574
  • 平成26年4月期: 826,581
  • 平成26年12月期:   643,713 (8か月間)
  • 平成27年12月期:1,327,176

業績は右肩上がりです。

また、最近流行の「3Dプリンター銘柄」というインパクトがあります。

ロックアップ

大株主である渡邊大知、鈴木浩之、渡邊商事、山﨑晴太郎、森谷知子、山下芳生については、90日のロックアップがかかっています。

また同じく大株主である、

DCIハイテク製造業成長支援投資事業有限責任組合、EEIクリーンテック投資事業有限責任組合、東京都ベンチャー企業成長支援投資事業有限責任組合、静岡キャピタル5号投資事業有限責任組合、かながわ成長企業支援投資事業組合、TNP中小企業・ベンチャー企業成長応援投資事業有限責任組合については、

90日のロックアップとともに、売却価格が発行価格又は売り出し価格の1.5倍になった場合も解除となる旨で合意がなされています。

ロックアップにより、原則として以下の株主は株式を売却することができないため、上場後の創業者等の大量売り出しによる株価の値崩れを防ぐことができます。

【主な株主上位】

氏名・名称 所有株式数(株) 所有割合(%) ロックアップ
渡邊 大知 706,800 41.41 90日
鈴木 浩之 328,000 19.22 90日
DCIハイテク製造業成長支援投資事業有限責任組合 109,200 6.40 90日又は1.5倍
EEIクリーンテック投資事業有限責任組合 100,000 5.86 90日又は1.5倍
渡邊商事(株) 92,000 5.39 90日
東京都ベンチャー企業成長支援投資事業有限責任組合 90,800 5.32 90日又は1.5倍
山﨑 晴太郎 48,000 2.81 90日
静岡キャピタル5号投資事業有限責任組合 40,000 2.34 90日又は1.5倍
森谷 知子 37,200 2.18 90日
かながわ成長支援投資事業組合 30,000 1.76 90日又は1.5倍
TNP中小企業・ベンチャー企業成長支援投資事業有限責任組合 30,000 1.76 90日又は1.5倍
JMC従業員持株会 11,600 0.68 180日

 主にベンチャー・キャピタルには、90日経たなくても、売出価格の1.5倍でロックアップが外れます。株価が急騰するような場合には、売り圧力が強まる恐れがあります。

※90日目は平成29年2月26日(日)

⇒平成29年2月27日(月)以降は、株式の市場価格に影響が及ぶ可能性があります。

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JMCのPER・PBR

平成27年度12月期の1株当たり当期純利益金額は、83.85円とされています。

(平成28年8月12日付1:400株式分割考慮後の数値)

なので仮に想定価格の920円が公募価格として計算してみた場合のPER(株価収益率)は、920円÷83.85円≒10.97となり、約11.0倍です。

また一方でPBR(株価純資産倍率)は、上場時の発行済株数2,450,000株(平成28年10/21付け1,480,000株+新規発行970,000株)を使って計算してみることにします。

まず、2,450,000×920円≒2,254,000,000円⇒約22.5億円が上場時の時価総額の目安です。

これに、平成28年6月(第25期第2四半期)時点での純資産額、792,329(千円)を用いて計算してみると、2,254,000,000円÷【792,329,000円+758,540,000円(見込み額)】≒1.453→約1.5倍です。

※潜在株式等は考慮していません。あくまでも目安程度にお考え下さい。

JMCに株主優待・配当金はあるの?

目論見書には、配当政策について触れられています。

配当政策

当社は、経営成績及び財務状態を勘案しながら、株主への利益配当を実現することを基本方針としております。しかしながら、第23期(平成26年12月期)より業容拡大のため設備投資を優先しており、無配としております。将来的には、配当を行う方針でありますが、当面は無配の予定であります。

内部留保資金の使途につきましては、今後の事業展開に資する設備投資等に有効活用していく所存であります。なお、当社は剰余金を配当する場合には、期末配当の年1回を基本方針としており、期末配当の決定機関は株主総会となっております。

また、当社は会社法第454条第5項の規定に基づき、取締役会の決議により中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。

【出典:新株式発行並びに株式売出届出目論見書 ((株)JMC)】

【配当金】

配当金は、平成26年4月期までありましたが、決算月変更後の平成26年12月期より無配が続いています。当面は設備投資等に資金を使うために当面の間、配当の予定はありません。

(まぁどこも同じですが、将来的な配当の可能性は匂わせています。)

ー1株あたり配当額ー

  • 平成23年4月期:24,000円
  • 平成24年4月期:53,000円
  • 平成25年4月期:20,000円(A種優先株式のみ)
  • 平成26年4月期:20,000円(普通・A種)
  • 平成26年12月期:なし
  • 平成27年12月期:なし

【株主に対する特典】

なし

株主優待については、いまのところ予定はないようです。

JMC上場IPOのまとめ

初値予想は、若干割れている感がありますが、

マザーズ市場での小~中型株で、売出価格のおおむね1.2~1.5倍程度の範囲で『公募価格を下回ることはないだろう』という予想が立てられています。

単に「非鉄金属」という地味なカテゴリーではなく、『3Dプリンター銘柄』であり、最近のキャッチ―な話題性と業績も伸びているということであれば人気はありそうです。

なお、上場日の11月29日(火)は3社の同時上場となりました。

11月の上場銘柄

【上場日・IPO銘柄名・市場】

JMCのIPOに応募する方法

JMC株を保有するためには、11月29日(火)の上場日以降に、株式相場から購入するか、事前にIPO(新規公開株式)に応募して当選を狙っていく方法があります。

IPOで株式を購入するためには、幹事となっている証券会社(又は委託幹事証券)に、事前に口座を持っていないと申し込めません。

既に口座をお持ちであれば、主幹事証券会社の野村証券や、幹事証券会社であるSMBC日興証券証券などでIPOのブックビルディングに申し込み、うまく当選すれば購入することができます。

以下は、JMC株の幹事証券会社の中で気軽に申し込めるネット証券です。

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SBI証券

IPOに力を入れており、2015年のIPO取り扱い銘柄数NO.1のネット証券です。継続的にIPOを挑戦している方なら言うまでもないことでしょう。

口座開設は無料、口座維持費用もかかりません。新規口座開設時にはキャンペーンが多いメリットのみならず、IPOについては外れても「IPOチャレンジポイント」が付与されます。

このポイントは貯めて次回以降のIPOに使うと、当選確率が上がるため、申込続けてポイントを貯めれば、理論上いずれかは必ず当選することになります。

証券

岡三オンライン証券

JMCのIPO幹事証券ではありませんが、岡三オンライン証券のIPO抽選申込みには、前金が必要ありません。岡三証券会社が幹事に入っている時には、IPO応募の選択肢を増やすことにもなります。大手ネット証券会社と比べて認知度はまだ低いため、意外と穴場かもしれません。