本日の日経平均株価は、続伸となりました。
16,095.65円 前日比 +386.83円(+2.46%)
ドル円為替が102円の円安で安定のなか、16,000円台の回復となりました。本日の東証1部の出来高は26億543万株となり、前日の20億円未満と比べてずいぶんと取引が活発になってきました。
さらに本日、安倍総理は10兆円を超える公共事業工事と建設国債の追加発行を示唆。相変わらずの強引なインフレ誘導策にも思えますが、ともあれこのまま円安が継続するのであれば、しばらく株価は上昇なのかもしれません。
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ポケモンGOが大ヒットの任天堂株とcis氏
そんな中で、このところ任天堂の株価が大復活しています。
任天堂(株) 6か月チャート 【引用元:ヤフーファイナンス】
株価上昇の理由は、アメリカ・オーストラリア・ニュージーランドで公開されたポケモンのスマホゲーム、’Pokémon Go'(ポケモンGO)が大人気。
ゲームは7月6日に公開なので、公開後まだわずかな日数にもかかわらず拡散的な大ヒットが話題となっているようなのです。それが早くもこの日本でも騒がれるようになってきました。
一部報道によると、アメリカで「ポケモンGO」でポケモンを探していた女性が(※)川でおぼれて亡くなってしまったとの報道もあることから、歩きスマホによる事故が早くも懸念されているほどの過熱ぶりです。
※川で偶然、他人の水死体を発見した、が正しい情報でした。
・Seven tips for playing ‘Pokémon Go’ -USA TODAY-
・Everything you wanted to know about Pokémon GO but were afraid to ask -CNN-
ポケモンGOは、リアルな世界とポケモン内の世界をGPSでリンクさせていて、カメラで映る日常のすべての場所でモンスター達を探して遊ぶことができます。
早くも多くの人たちが課金して楽しんでいることから、日本の株式市場では世界的な課金ユーザー増加による任天堂収益アップ期待から、はやくも株価は急上昇を遂げています。
有名投資家のcis氏が任天堂株を物色?
短期的にやはり、株は需給です。
需要と供給の関係により株価は形成されます。
任天堂株の連日の急上昇からは「上げすぎ」の声もありますが、まだまだ任天堂株を欲しいと思う人たちが集まるのならば、今後割安・割高では説明できない”とんでもない相場“に発展する可能性もあります。
※任天堂株を推奨しているわけではありません。
そんな中で、200億円投資家のB・N・F氏に追随する有名な国内投資家のcis氏が「ポケモン銘柄」に動きを見せているようです。
これって、きっと、任天堂株のことですよね。
某ポケモン銘柄VWAP超えで吸い込まれるように買ってしまった。。。
— cis@株 DQMSL 星ドラ (@cissan_9984) 2016年7月12日
以前に「日本のカリスマ投資家」をご紹介した時点でのcis氏の推定資産は160億円あまりと言われていました。
関連 なつかしい!?あのカリスマ投資家5人の現在【2015年度版】
cisの現在の推定資産は190億円に?
それが最近は、(彼のツイッターアカウントによれば)さらに資産を増やして「※190億円トレーダー」となっているようです。
元手はなんと104万円ですからやっぱりすごい。
本当だとするとB・N・F氏と並んで、とんでもない化け物ですよね。
【追記】
※その後、任天堂は一旦売却して資産190→200億円トレーダーになっているもようです。
さらに60歳までに資産1000億円ぐらいを目指しているようですが、最近はお金と幸福感が一致していないという悩みがあるみたいです。
それならいっそのこと、ウォーレンバフェット氏や全資産4兆円を寄付したサウジアラビアの大富豪アルワリード王子などを見習って、慈善事業でもしてみるのはいかがでしょうか?
莫大な資産を持っていると他人が信用できなくなってしまう側面はありそうですが、B・N・F氏と一緒なら面白いかもしれませんよ。