本日の日経平均株価は、下落となりました。
16,654.60円 前日比 -81.75円(-0.49%)
為替は109円台の後半で推移。
G7財務相会議で麻生財務相は、消費税の2017年4月からの増税維持をあたらめて表明。国際的協力体制による財政出動については、他国との合意は得られず。
華のサミットを控えた今週しょっぱなの日経平均株価ですが、なんだか冴えない幕開けとなりました。
[adsense]
魅力が薄れつつあるのか、日本の株式相場?
でもマザーズ指数は3営業日上昇。
5/23 1,119.23 前日比 +38.41(+3.55%)
4565そーせいGが大幅高で指数を引っ張っていました。
5/23 20,880円 前日比+1,880円 (+9.89%)
「大型株は外人も様子見で、新興株にリバウンドの資金が流れ込んでいる?」
どうも方向性が見えませんが、期待していた目先のサミット、そして次には7月の参議院議員選挙へ向けての株価上昇の片りんは今のところ垣間見えていません。
それどころか国内では残念なニュースが相次ぎ、なんとなく下に行きそうな雰囲気です。
最近の失業率の有効求人倍率の上昇や4月の貿易収支の3か月連続の黒字など指標的にはプラスに思える話も聞こえてきますが、これらで
「景気は回復しているんだ!消費税は増税で問題なし!」
とか言われても首をかしげたくなります。
実は全国あちこちで、マスゾエ劇場?
そういえば今年の3月に名古屋の市議会議院から、あるニュースが報道されました。
河村市長の尽力により2011年5月より800万円に削減されていた議員報酬が、650万円アップの1455万円に増やす条例が可決されたのです。
アンケートによれば市民の9割は反対しているらしいので、まさに強行採決。
報酬アップに賛成した議員の意見としては、
「年収800万円では生活できない・(政治活動を行うためにも)足りない。」
というものだったようです。
だったら、政治家なんてならなきゃよいのに。
どうも職業政治家の方が増えているようです。
また日本の企業でも不祥事が続き、世界へ発信している日本株の魅力もダウンしています。
「株式相場格言」日本株は買いか様子見か
「夜明け前が一番暗い」「将来への種まきを考える時期」。
某経済紙では、現在の日本株のPBRやROEからみた割安度を上げ、米国株が今後調整するようであれば相対的に日本株に投資するチャンスになると語られていました。
確かに、
「人の行く裏に道あり、花の山」
ですが、一緒に日本株もどこまでも落ちて行ってしまう可能性もありますよね。
何よりもGPIFで下支えされているアベノミクス株価という危うさは知っておいたほうがよいことでしょう。それに今はまだ期待感もまだ混ざっているように思え、
「総悲観は買い」
の総悲観≒夜明けとも思えないので個別銘柄で長期的に保有したいと思えるような魅力的な投資先を除き、しばらくは「様子見」が得策なのではないでしょうか。