-やっと原油価格は上昇へ-「そしてまた騙されるお人よしな日本人?」

円が流出!
本日の日経平均は大幅に反発しました。
16,196.80円 前日比 +360.44円(+2.28%)

16,000円台を回復です。

株価上昇の理由としてはNYの反発や、原油価格の反発による産油国の財政破綻懸念が後退したことがあげられているようです。

でも、このまますんなりと原油価格は上昇に向かうのでしょうか?

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原油価格は、やっと上昇に向かうとの楽観的な声

本日は石油関連株や商社株が力強く上昇しました。

一番の理由は、原油価格が急反発。

2月16日にカタールのドーハで開かれた会合で、世界の石油輸出国の2大巨頭(3位はアメリカ)であるサウジアラビアの石油相と、ロシアのエネルギー相が石油増産の凍結合意をしました。

でも、あくまで「増産はしない」のであって、減産をするわけではありません。しばらくは、「原油を採掘する穴は掘らないよ。」ということですね。

ではなぜ「減産」ではないのでしょうか。

原油安とシェールガス・オイルの関係

そもそもここ数年の原油安の流れの発端は、サウジアラビアによる「米シェールガス潰し」だと言われています。

原油価格を安くすれば自国の利益も減ってしまうわけですが、まずはアメリカのシェールガス・オイル関連企業を潰すためのチキンレースというわけです。

近隣のライバルのスーパーを潰すために、赤字覚悟の値引き商売を行って、相手が倒れた後にゆっくり値上げをするようなイメージですね。

その結果は、原油価格の低下や中国の低迷などの世界の石油実需の鈍化を背景に、昨年は大手のサムソン・リソーシーズ社、2016年に入ってからはテキサス州でシェール開発を手掛けていたWBHエナジーなど、アメリカのシェール関連企業の経営破たんのニュースが出てきています。

他のシェール関係会社の負債額も膨らんでおり、危険水域に達しているようです。

シェールガス潰しはまだ終わっていない

シェール革命が初期段階で成功した理由は、シェールガス・オイルがOPECが輸出する石油価格よりも安く手に入れられるからこそでした。

でも、原油価格の下落により、シェールガスよりも安価で手に入るように価格が逆転してしまっては、もはやシェールガスのメリットはありません。

せっかく相手が弱っているこの流れのなかで、「減産」をするということは、シェールのシェア(影響力)を再度増やすことにつながってしまいます。

だとすれば、まだこのタイミングでチキンレースをやめるわけにはいきません。

原油価格上昇は「だまし」で、再度下落するという意見も

ところで最近の日経平均は、原油価格のように誰かにコントロールされているかのような印象があります。

たとえば、GDPが下がっているというのに、為替や原油価格という外部要因だけで上昇していく日本の株価。

やっぱりちょっと変ですよね。

それとも、まだ影響の出ていないマイナス金利政策が評価され始めた?

相場が始まる前に、大きく為替が円高に動けば、相場は大暴落。

円安になるか、原油価格が上昇なら相場は上昇へ。

コントロールでもなんでも、順張りの投資家にとっては、

「つべこべ言うな!上がったもん勝ちだろ。」

なんでしょうが、判断基準がまったく役に立たない相場と言うのは怖いものです。

世界はいろいろと複雑な要素で動いているから仕方がありませんが、以下のように考えている人もいるということぐらいは知っておいてもよいでしょう。

原油急反発は「だまし」、15ドル可能性消えず-ブリンジョルフソン氏
-ブルームバーグ-

「相場操縦」という罪で捕まる個人はいるのに、もっと大きな組織や国自体が相場をコントロールしているとしたら、なんともまぁ矛盾した世界ですよね。

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コメント

  1. 今年から投資家 より:

    初めまして
    銘柄1618をNISA講座で60口保有しています。
    個人的にはこのまま原油価格が上がって欲しいのですが…

  2. 今年から投資家 より:

    失礼しました講座じゃなくて口座です