日経平均は1万円に逆戻り?世界同時株安はこれからが本番かも。

落ちる刀はつかむな【落ちる”刀”はつかむな?】

本日の日経平均は、大幅に続落となりました。
14,952.61円 前日比 -760.78円(-4.84%)

さらなる円高を背景に、あっけなく15,000円台を割り込みました。

下げ止まる気配がありません。

原油安もいまだ加速中。WTI原油先物価格では26ドル台もつけ、まだまだ下値がありそうな雰囲気です。

前に「原油価格は、1バレル10ドルにまでなる。」という記事を読んで、「さすがにそれは無いだろ…。」と思ったものですが、ここまでバカみたいに下げると実際に起こりそうにも感じてくるものです。

ガソリンは安くなって万々歳ですが。

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世界同時株安はこれから本番なのかも

この世界的にも株安の流れで、金や債権などの安全資産に資金は殺到しているそうです。

「日本だけでないなら仕方がないのか…」

と思いたい所ですが、この急激な円高のせいで、日本の株価下落はとくに際立っています。さらに、旧正月のため一週間休みだった上海相場。

月曜日の上海総合指数も脅威となりそうです。

相場格言の都合のいい解釈は危険

「信用売り」が専門の人は、笑いが止まらない相場でしょう。

でも、あまり株式投資の経験がない人は今はやめた方がいいですね。
(すでにやめてるか)

こんな大暴落相場だと出てくるが、

「総悲観は買い」「人の行かぬ裏に道あり花の山」

などの相場の底がコツンと聞こえるのを待つ投資の手法。

そして、それらを引用して「いまは買いです!」とか適当に言うアナリストとか自称株式専門家。彼らの発言は言いっぱなしなことが多く、その後検証などされることはありません。

なので、まったく責任感がない人達です。予想が外れても、その後謝ったのを聞いたことはありませんから。

その根拠はもっともらしい理屈をつけていたりもするけれど、せいぜい「今日の星座占い」ぐらいの的中率ではないでしょうか。

バートン・マルキールの「ランダムウォーカー」

自分は元証券マンでしたが、残念ながら、証券アナリストと証券マンの株価予想ほどあてにならないものはないと思っています。むしろ”支店の推奨銘柄”なる、証券会社都合の銘柄を勧めたりすることもあるので、害悪の場合もあるかと。

(昨年、会社の支店で一緒だった先輩が、TVでアナリストとして解説していました。その時は「立派になったんだなー」と思いましたが、このような日経平均の下落は予想してはいなかったと記憶しています。はっきりとは覚えていませんが。)

いまはまだ、一般人も騒いでいるような総悲観でもないし、

状況が好転する兆しも見えません。

なので、もっと時間が経つと、

「あの時から、〇〇ショックはもう始まっていたんだ。」

ということになる可能性も高いのです。

株式相場の行方など、誰にも予測は不可能です。

コントロールできない外部環境。いまの投資は単なるギャンブル

前の記事でも書きましたが、もしリーマンショック級が来たら、下落はまだこんなものではありません。
リーマンショックの影響と日経平均株価の推移を【2016年暴落相場】と比べてみると

あくまでも参考までに、2015年12月30日の19,033.71円を始めとして、リーマンショック級の46.5%の下落を当てはめるならば、下げ幅は約8,850円にもなります。

つまり、日経平均は10,000円近くまで逆戻りします。

僕は予言者を気取っているつもりはありません。

それに信用取引はしないし、さらなる「売り」のために株安を煽っているわけでもありません。今後の為替の動向や原油の動向なんて誰も読み切れない。

なので、(裏で画策している人がいない限り)相場の行方など誰にも分かりません。

いかに楽観なシナリオを予測したところで、明日、北朝鮮から一発、”人工衛星”が日本海に向けて放たれるだけで、またぜんぜん違う相場となってしまうでしょう。

ただ言えることは、これまでにないほど世界の情勢が悪化しているように感じること。

このことは長年、投資の世界で生き残ってきた人であれば、同じように感じている人は多いはず。

そして、そのように読み切れない外部要因に引っ張られて動く日本株式に投資することは投資ではなく、投機、つまりはギャンブルになります。

たっぷりと余裕資金がある人、または長期的な展望を持ち、なおかつ継続的に業績のよい個別銘柄に投資できる人ならよいと思いますが、少なくとも焦って買う必要はないと思っています。