株価がもっと上がっても、格差社会は無くならなそうなんですけど…。トマピケティさん教えて、な件

本日の日経平均は、反発となりました。
19,944.41円 前日比+96.83円(+0.49%)

届きそうで届かなかった2万円台。
本日の高値が、19,992.44円(10:29)なり。

あと、7.56円って…。

スポンサーリンク

スポンサーリンク
スポンサーリンク

日本経済の再復活で、格差社会は無くなるのか?

「富める者がさらに富めば、貧しい人にも自然に富がしたたり落ちる。」

有名な経済理論のトリクルダウンと言うやつです。

これを過去300年、30ヶ国以上の税務データを検証して否定したのがフランスの経済学者、トマ・ピケティ。彼の「21世紀の資本」は世界でベストセラーになり、日本でも話題の経済書となりましたね。

そんな彼が言っているのはつまり、
「金持ちがさらに金を持ったら、貧乏人との経済格差はますます広がる社会になるよ!」
ということ。

日本では一部マスコミや野党政治家などがこの彼の主張を、アベノミクスの経済政策を非難するための”水戸黄門さまの印籠”のように用いていたようです。

アベノミクスで広がったとされる”経済格差”が、最近の報道でも問題視されているので、国民にもアピールしやすいと思ったのでしょう。

(本当に経済格差が拡大したのかどうかは、僕にはわかりません。)

↓サクッと読みたい人にはコチラがおすすめ

ところで安倍首相は、企業の設備投資の拡大賃上げを促すために来年、2016年の法人税の実効税率の引き下げの意向を表明しています。これによる恩恵を特に受けるのは、日本の黒字の多い大企業。

大企業の税金が少なくなれば、給与に回す原資も増えることになりますから、従業員も大歓迎です。なので、これをもって「トリクルダウンだ!」とする主張があるみたいなんですね。給与が増えれば、消費も増えるだろうという。

でも、ピケティをもって言うと「下の方にはたいして落ちてこないじゃないか!」となります。いったい何が正しいんでしょうかね。

「株価は景気に先行する」と言われるように、株価というものは景気の先行きを映す鏡としての先行指数だと言われています。

明日以降、日経平均が2万円を超えてくるのかが注目されますが、すでに格差社会と言われているアメリカ経済が、現状でも良い状態だと言われてしまっている現在の尺度では、「景気がよい」ということと「貧困が増えている」ということは結びついてはいないようです。

ということで、少なからず日本もアメリカの後追いになってしまいそうな気がしますが、そのような世の中でも弱者がなるべく損ばかりを被らないように、セーフティネットのような受け身型の政策だけでなく、もっとマネーリテラシーを高める教育のような積極的な政策も行ったらよいのではないかと思っています。