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木枯らし第一号が関東でも観測されました。
ここ埼玉県(群馬近く)でも、風がびゅーびゅー拭いてます。
通称、「赤城おろし」と言う空っ風です。群馬県に赤城山という山があって、北の方から乾燥した冷たい風を運んでくるんですよ。2年前にこっちに引っ越してきた時は、あまりの強風にこんな時期に台風かとびっくりしたぐらいの迫力でした。
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お金に関する英語のことわざ7つを調べてみた
赤城山と言えば一時期、「徳川埋蔵金」が有名でしたよね。最近はあまり聞きませんが、その後どうなっちゃったんでしょう?
勘定奉行であった小栗上野介が隠したとされる小判の現在価値は、500億とも4,000億円とも言われているそうです。そんな大金がまだ地の底に眠っているんだとしたら、実にもったいない。
大金というものは昔っから騒動の種になるものですが、海外のお金に対する考え方はどうなんでしょうか?
お金に関する英語のことわざとしては、”Time is money.(時は金なり) “、”Time flies like an arrow.(光陰矢のごとし)”あたりが有名ですが、ググってみると他にもずいぶん沢山あります。
その中でも今回は、個人的に”お金に関する哲学”みたいなものを感じさせてくれるものを集めてみました。
汚物の散らかったところにお金はある
“Where there’s muck, there’s money.”
人が嫌がることに、お金の儲けるチャンスがあるという意味です。今では当たり前のリサイクルのお店も、昔は”ごみ収集屋”のお仕事として眉をひそめられていたものでした。
なにごともいとわない圧倒的な行動力があれば、案外金持ちになる道は誰にでも開けているのかもしれません。
お金はよい召使いだが、主人にすると最悪
“Money is a good servant, but a bad master.”
お金を持っていれば、”お金がお金を生んでくれて、それらがさらにお金を…”という複利の法則が働きます。その場合のお金は、お金を運んでくれる子分でありよい召使。
でも逆に人からお金を借りると、人生を他人に支配されてしまう事にもつながります。とくにギャンブルや、日々の生活費のための借金はお金を主人とする奴隷になることに。
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愚か者とお金はすぐに別れる
“A fool and his money are soon parted.”
愚かな者は、お金があってもすぐに手放すことになるという意味です。
宝くじで大金を当て、その後の人生を狂わせてしまう人が多いという都市伝説みたいなのってよく聞きますが、本当なんでしょうか?
当選者が公開される海外の人たちのその後を追ってみたところ、たしかに最終的に不幸な結果にたどり着いている人も少なくないようです。なので”お金の使い方”を知らない人が、大金を持ってもいいことはないようです。
↓宝くじの怖い話【英語】
http://www.popsugar.com/smart-living/Lottery-Horror-Stories-33026559
日本においての”賢い人”は、きっと宝くじで当たっても誰にも言いません。
早寝と早起きは人を健康・裕福・賢くする
“Early to bed and early to rise makes a man healthy, wealthy, and wise.”
日本でも「早起きは三文の徳」と言いますね。
金持ちは誰が友人かを知らない
“The rich knows not who is his friend.”
お金持ちの人にとっては、人はお金があるから親切にしてくれるのか、友人と思ってくれているからなのかが分かりにくい。
よく聞くのは、成金的に一発当ててお金持ちになった人です。
飛ぶ鳥を落とす勢いの時には親切だった知り合いが、ひとたび坂を転げはじめると手のひらを返したように冷たくなったという話。芸能界のみならず、どこでもよくある話です。
お金は海の水のごとし。飲めば飲むほど喉が渇く
“Money is like sea water. The more you drink, the thirstier you become. “
海水は塩が入っているので、どんなに沢山飲んでものどの渇きは癒せません。
“お金”というのは人の欲求をかなえてくれる便利な道具ですが、人の心の欲求には際限がないので、持てば持つほどいろんなものに費やし、さらに求めてしまうという意味です。
愚か者はお金を稼ぐ。でもそのお金を賢い者がたくわえる
“A fool may earn money, but it takes a wise man to keep it.”
お金を稼ぐことが悪い、という意味ではないようです。
普通の人は、稼げば稼いだだけ使ってしまうのでお金は残りません。一方で賢い人はお金の運用に長けているので、どんどんお金持ちになります。
まとめ
調べてみると、ずいぶんなるほどと思わせるような、しっかりしたことわざ/フレーズが英語には沢山ありました。
一方で日本では、”守銭奴”という言葉があるようにお金についてばかり考えていることは、さも意地汚い者として扱われていたようです。
なので、日本のことわざや格言などの中には、お金のうんちくを含んだ言葉というのもあまり一般的ではないのかもしれませんね。
でももっとお金について勉強することは、人生のサバイバル術というか、自分の人生を切り開いていく上では最重要の学習なんじゃないかなーとは思いました。
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