なぜ上がる?横浜の傾きマンション報道と株価上下の理由

本日の日経平均は、3営業日ぶりの反発しました。
18,096.90円 前日比 +205.90円(+1.15%)

これでなんとか18,000円台を回復です。

そんな中で全市場中、本日の値下がり率の第1位は旭化成でした。ところが、三井住友建設は逆に大幅な値上がりで、全市場中の値上がり率で第2位となりました。なぜこのように対照的な株価となったのでしょうか?

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横浜都筑区の傾きマンション責任報道と株価

旭化成

10/15株価  792.7円 -125円-13.62%年初来安値更新

三井住友建設

10/15株価   135円 +26円+23.85%

三井不動産が販売した横浜市都筑区の欠陥マンションのニュースをTVなどで知り、株価を見た人の中でも、これには「なぜ?」と思われた方も多そうです。

このマンションでは、52本ある杭のうち、調査した28本の中で6本分が支持層と呼ばれる強固な地盤までとどいてなく、2本が十分に打ち込まれていいないことが明らかになりました。

データを改ざんして旭化成建材の親会社、旭化成の株価が急落したのは、今年の3月に免震データを改ざんしたことが明らかになった東洋ゴムしかり、当然の結果です。

今回の問題を受けて旭化成は全国3,000棟での杭打ちデータを調査するそうで、問題はさらに根深くなる可能性があります。

でも、なぜ三井住友建設は今日逆に上がったの?

実は一日早い昨日に大暴落しています。

始値が142円だったのが、終値では109円の年初来安値の更新です。

昨日は大きなパニック売りも出たようですが、1日経って問題の本質が三井住友建設ではなく、請負会社の旭化成建材にあることが報道で伝えられると、売られ過ぎたことに対する自立反発や、これに乗じた短期の値幅取りの人たちが入ったために逆に暴騰したようです。

また、三井住友建設が真摯に施工会社としての責任を認め、居住者の方にきちんと謝罪をしたことが好意的に受け止められたという人もいました。

一方で、昨日の旭化成の株価は、穏やかなものでした。

「俺知らないよ~」

と、株価的には涼しい顔をしていたわけですね。

三井住友建設の株は、1単位(単元株数)が100株なので、1単位は2万円以下で購入できます。つまり、低位株として誰でも買いやすい銘柄なので、昨日注目されてしまった分、大口の介入による「ロケット逆噴射」「プラチナチケット」を期待して本日参入した方も多かったのかもしれません。

でも、施工主の三井住友建設や、下請けにあたる日立ハイテクノロジーズには、監督責任はどのくらい問われることになるんでしょうか。子会社がやったことだから、僕らは知らないとはいかないでしょう。

しかしながら、明日はどうなるのか?

自分は買ってはいませんが、注目してみたいと思います。