チムニー、自己株式取得で株価はどうなる?

本日の日経平均は、反発しました。
19,732.92円 前日比 +162.68円(+0.83%)

いつも同じようなことを言っていますが、もう、5月も折り返しです!
いつの間にかゴールデンウィークも過ぎ去り、早くも初夏のムードが漂ってきました。

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チムニーの自己株式取得

保有株の中では、3178チムニーが自己株式の取得を発表しました。(5/14発表)
自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ

このニュースを受けてか、最近一か月、下降気味だった株価は本日は上昇して取引を終えました。5/15 3178チムニー  2,998円 前日比+70円(+2.39%)

自己株式の取得を行う理由

資本効率の向上を通じて株主の皆様への利益還元を推進するとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを可能とするため、自己株式の取得を行うものであります。

今回の自己株式取得の理由を、チムニーは上のように説明しています。 自己株式とは文字通り、ある会社が自分の会社の株式を保有することです。なので自己株式の取得とは、チムニーが、チムニーの株を購入することですね。

でも上記IRで説明する、株主への利益還元資本政策を遂行とは具体的にどういうことなんでしょうか。それになぜこのタイミングで自己株式取得に踏み切ったのかという理由とともに、少し考えてみることにしました。

チムニーは2年前にも自己株式の取得

チムニーは平成25年5月8日にも自己株式の取得を発表しています。そして、その後の株価の動きは以下の通りです。


チムニー(株) 2年チャート 【引用元:ヤフーファイナンス】

平成25年の自己株式取得(5月9日~8月31日)
取得する株式の総数735,000株(上限)
取得する株式の総額73,500,000円(上限)

実際の取得(約定ベース)
5月9日から5月31日まで300,400株
6月1日から6月30日まで245,100株
7月1日から7月31日まで0株
8月1日から8月31日まで0株

取得株式数  545,500株
種痘価格の総額542,891,500円

実際取得期間であった5月9日~6月30日でも、大した変化はみられませんでした。1,000円前後でウロウロしています。

まず株価が一段、上がり出したのが平成25年11月5日からです。(平成25年11月8日~12月5日で酒類専門店のやまやがTOBによりカーライル・グループより株式を買い取り、親会社となる。)

そして、急激に上値を追い始めたのが、翌年の平成26年2月24日からでした。(平成26年2月25日に東証1部に昇格を発表)。

ところで平成25年の自己株式取得で545,500株あった株数が、今回の平成27年5月8日時点のIRでは、254,500株となっていますよね。差額の291,000株はどこへ行ってしまったのかと調べてみると、断続的に取得した自己株式の消却を行っていました。
(一部は処分(売却))

自己株式の処分(売却)と消却

自己株式の取得の一つの効果として、1株あたり当期純利益の増加や株主資本資本利益率の改善になりますが、また市場に再度売却(自己株式の処分)が行われた場合には、逆の効果を与えることになり、今度は株価を下げる要因となってしまいます。

一方で自己株消却が行われた場合は、市場で流通する同社株式の絶対数が減少するので、上記改善効果を確定させることになり、株価下落を抑える効果があります。

今回の自己株式の取得の本当の目的はわかりませんが、前回をみてみると、何かイベントが待っているのか、はたまた、さらなる株価上昇を期待しやすくする土壌づくりなのかとよい期待ばかりをしてしまいます。

さらに株価も上がっていけば、株式分割でもあるのかもしれません。
(あればよいなと思っています。)

★株式投資は自己責任でお願いいたします★