郵便配達アルバイトという世界

年も越え、アルバイトを辞めてから1週間が過ぎました。
私がやっていたのは、郵便配達(外務)です。

勤務期間は9月から始めたので、約4か月となります。

今回は前回の新聞配達アルバイトに続き、他の色々な世界をのぞき見たいという興味がある人向けに、自分が経験した郵便配達アルバイトという世界を軽くご紹介してみたいと思います。また優待株、配当株とも関係のないお話にはなりますが・・・

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郵便配達員にはランク(階層)がありました

ちなみに、自分が働いていたバイト形態は、郵便外務(いわゆる配達員)の長期契約社員(時給制)というものです。実は郵便局員と言っても、内勤と外務の区別、役職の上下の他にも、社員自体のランクとも言うべき階層があるのです。

郵便配達アルバイトと聞いて一般的にイメージしやすいのは、年末年始に高校生が自転車で配達をするバイトかもしれません。しかし、これらは短期バイト(短期契約バイト)と呼ばれ、長期契約社員とは異なります。

長期契約社員とは、6か月契約更新の非正規の雇用社員であり、一応、社会保険もあります。ちなみに時給は910円でした。そしてもちろん残業もありますが、基本は8時から16時45分まで(昼休み60分、休憩15分含む)の8時間労働となります。

バイトの軽い感覚で入ってくると、はっきり言ってやってられません。(面接にも通らないかもしれませんが。)なぜなら、仕事内容は正社員とほとんど変わらなく、楽ではないからです。また、郵便を配達する行為自体にも、責任もあり、体力を要する仕事になります。

それにもかかわらず、勝手に決定される休日のシフト(月の勤務表)などをみれば、自分が正社員ではないことを、様々な場面で思い知らされることになります。


【郵便局員の階層】
正社員
————————バイトと正社員の壁————–
長期契約社員(月給制)
長期契約社員(時給制) ランクにより時給が変動
Aランク
Bランク
Cランク
短期契約バイト


郵便配達バイトは休みが少ない

長期契約社員の契約期間は6ヶ月間なので、自分の場合は途中で退職してしまったことになります。どうせいずれ辞めるので、早く本業に集中しようというのが一番の理由ですが、なるべく迷惑をかけないよう、郵便局にとって、年間を通じて最繁忙期の正月の年賀状配達が、ヒマに落ち着いてきたところまでの勤務となりました。

月の手取りは16万ぐらいでした。でも、残業もあり、毎日9時間、週に5日で普通に働く実態を考えると、給与はずいぶん安いと思います。さらに、この仕事に祝日は関係ありません。この意味は、祝日に配達は無いので当然、休みにはなりますが、月に8日間割り当てられている休日の1日分として換算されてしまいます。

つまり、祝日が続く連休がある月は、他の週にしわ寄せがくることになります。もちろん、通常の会社にあるお盆休み年末年始の休暇などの付与も一切ないので、年間を通しての労働日数はとても多くなるのです。

しかしながら、要はアルバイトの時給で、長時間働いているだけですから、仕方がないのかもしれません。

郵便配達員の一日

イメージしやすいように郵便配達員の1日を紹介してみました。

【郵便配達アルバイト、ある1日のスケジュール】

  • 6時半起床
  • 7時45分   自転車で勤務局(きょく)へ 台車の確保など
  • 8時00分   勤務(時間)開始
  • 8時05分   郵便体操、バイク点検
  • 8時20分   大区分開始
  • 8時30分   個別組立開始、班別ミーティングなど
  • 9時55分   配達へ出発
  • 12時30分   午前中配達完了 いったん帰局
  • ~昼飯~
  • 13時45分   午後配達の準備 班別ミーティング
  • 14時00分   配達へ出発
  • 17時15分   午後の配達完了、バイクの給油後帰局
  • 17時30分   事故便の処理等
  • 18時00分   帰社

帰社時間は季節により変動し、最繁忙期である年末年始には19時~20時ぐらいにもなりますが、それ以外では17時に終了することもあります。

【郵便局用語解説】
郵便体操(ゆうびんたいそう)・・ラジオ体操に似ている変な体操。
「今日も元気に郵便体操をいたしましょう~!」で始まる。毎日、郵便体操をしている時にいろんな意味で、はっと我に返る。
大区分(だいくぶん)・・郵便物を自分の配達エリア別に、番地ごとに区分すること
個別組立(こべつくみたて)・・番地ごとに区分した郵便物を配達順に区分、整理すること
事故便(じこびん)・・宛先、住所等の記載漏れ、または受取人の引っ越しにより、現住所に配達できない郵便物。きちんと転居届が出されているものについては、1年間無料で転送手続きを行います。

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郵便局バイト(外務)のメリット

  • 社会保険加入
  • 一応、正社員登用制度あり
  • 仕事は毎日同じことの繰り返し(1か月もすれば慣れる)
  • 配達は一人の仕事なので気楽
  • 毎日、配達が終わった時の充実感
  • 飯がうまくなる(配達が遅いと昼飯時間が削られる点は注意)
  • 休日のありがたさがわかるようになる

郵便局バイト(外務)のデメリット

  • 労働量の割に給料が安い(最初は勤務先都道府県の最低賃金あたりから)
  • 休みが少ない
  • 大雨の日、台風、雪の日はきつい
  • 犬に吠えられる
  • バイク事故の可能性
  • 正社員との間に心理的な壁
  • 時代錯誤の人が多い(ある意味面白い?)
  • 年賀状等、営業ノルマがある(給与はバイトなのに・・)
  • 退職金がない(正社員はあり)

総務からのありえない封筒

退職時にアンケートがあったので、郵便局の問題点について素直に書いたら「やっぱりつらかった?(から、逃げ出すのか)」と言われました。

何度も、自営業があると説明しているのに・・・

なので、自分も余計な話をしてしまいました。
向こうはあくまでも「そうはいっても正社員になれそうもないから逃げだすんでしょ?」の上から目線のスタンスです。さすがに直接には言われていませんが。

なんとなく互いに気まずい空気で場を後にし、後日送られてきた封筒(社会保険の資格喪失連絡票)に手書きで書かれた私の宛名と住所を見て、久しぶりに固まってしまいました。

じ、字が汚い。

普通のレベルではありません。もう、小学生低学年クラスです。書きなぐっています。しかも、どうやら住所の漢字を間違えた箇所を、雑に修正液で訂正し、そのまま使っています。

嫌味のつもりなのか、はたまた、「退職者も郵便局の顧客である」ということがわからないのか。思わず考えてしまうぐらいです。

もうこれは、記念にとっておくことにします。

これだから郵便局は・・・