テックポイントが上場へ!外国株IPO初値はどうなる?

テックポイント上場 IPO
8月31(木)に、テックポイント(6697)の東証マザーズ市場への上場が承認されています。

テックポイントは、監視カメラ、車載カメラ向け半導体の開発・製造・販売業を行っている海外(米国)の半導体ベンチャーの会社で、今回上場する有価証券は、同社普通株式を信託財産とする外国株信託受益証券(JDR)での上場。

これにより9月29日(金)に上場予定です。なお、同日の29日は西本Wismettacホールディングス(9260)と、マネーフォワード(3994)と3社同時上場となりました。

なお仮条件は、想定価格650円に対して、620円~650円。公開価格は上限の650円で決定しています。

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テックポイントが上場へ!

テックポイント・インク(Techpoint, Inc.)

想定価格650円から計算した、公開時価総額目安は108.3億円です。

(公開時価総額:2017年第2四半期会計期間末の純資産額/円換算より計算)

テックポイント上場 売上高
テックポイントIPO 営業利益

業績としては、近年の売上高・営業利益ともに順調です。

また、進行期である2017年第2四半期決算数値についても、順調のようです。

監査人は「BDO USA, LLP」

業種は「電気機器」です。

新規(JDR)発行による手取金の使途は、

「手取概算額658,750,千円については、第三者割当増資における差引手取り概算額上限136,344千円と併せて、研究開発費、特に監視カメラ及び車載カメラ向け映像送信用半導体及び映像受信用半導体のテープアウト費用(プロトタイプのウエーハ―及びフォトマスクの改定費用)として、2019年12月までに充当予定」となっています。

上場日までのスケジュール

銘柄名/証券コード テックポイント/6697
市場 東証マザーズ(外国株)
上場日 9/29(金)
仮条件決定日  9/9(土)
BB期間   9/12(火)~9/15(金)
公開価格決定日 9/19(火)
購入申し込み期間(※) 9/20(水)~9/25(月)
払込期日 9/26(火)

(※)証券会社によって期日が異なるため、お申込み証券会社でご確認ください。

発行条件など

決算 12月
申込単位 100口
想定価格 650円
仮条件 620円~650円
公開価格 650円
株価初値9/29(金) 1,072円(164.92%・1.65倍)
JDR公募口数 1,748,000口
(引受人の普通株式買取引受分1,520,000口・売出/OA228,000口)
上場時発行済株式数 16,695,905株
JDRの上場時
発行済受益権口数
1,520,000口

オーバーアロットメント(OA)と合わせて1,748,000口なので、最大当選枚数は17,480枚です。

当選枚数は、やや多めで当たりやすいIPO銘柄です。想定価格の650円で計算した吸収金額は、約11.4億円でマザーズ市場の中では「中型規模」となります。

申込みができる証券会社

  • 主幹事証券:
    ・みずほ証券
  • 幹事証券:
    ・大和証券
    SBI証券

※ブックビルデング申込期間は、2017年9/12(火)~9/15(金)となっています。

ロックアップと株主上位

氏名・名称 所有株式数(株) 所有割合(%) ロックアップ
小里 文宏・政子 1,818,888 11.99 90日又は1.5倍
小里 顕子 1,788,888 11.79 90日又は1.5倍
デンソー・
インターナショナル・アメリカ
1,500,000 9.88 90日又は1.5倍
クー フェング 1,360,000 8.96 90日又は1.5倍
クー エミリー 995,000 6.56 90日又は1.5倍
リューフン・カイ 980,000 6.46 90日又は1.5倍
クー アマンダ 970,000 6.39 90日又は1.5倍
ルセルネ・ベル・
デベロプメント・リミテッド
650,000 4.28 90日又は1.5倍
MICイノベーション3号
投資事業有限責任組合
525,000 3.46
ウー ティエン 250,000 1.65

■ 上記株主保有分のうち、今回売出しされるJDR(株数)はありません。(OAの228,000口(株)を除く。)

※ロックアップ90日目は、平成29年12月27日(水)

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テックポイントのIPO株価の初値予想

初値予想としては、あまり上昇は期待できなさそうです。

最大当選枚数は17,480枚と多めで、想定価格650円で計算した吸収価格は11.4億円・想定時価総額は108.5億円でマザーズ市場では中型規模のIPO銘柄です。

当選枚数は多めながらも想定価格が低く、その分資金が入りやすいことが予想されるため、一部ロックアップが外れているVCが存在するものの、需給的にはさほど悪そうではありません。

今回のように、海外企業による東京証券取引所への上場は、2014年2/13に上場した旧アキュセラ・インク(現窪田製薬ホールディングス)以来です。(公開価格1,800円→初値2,300円・約1.28倍)

東証の外国株の誘致政策としては、想定時価総額220兆円・人類史上最大級のIPOとも噂されるサウジアラビアの石油会社サウジアラムコの2018年の上場計画を巡り、NY証券取引所・ロンドン証券取引所が一方リードしている報道が目立っています。

現状では数少ない『外国株の日本市場でのIPO』の、今後の流れを占うためにも、ある程度の注目は集まりそうです。

マイナス点としては、

業種的に「半導体ベンチャー」というテーマに成長性を感じさせるものは少なく、とくに人気化する要素がない点や、(会社名としては)あまり聞いたことのない外国企業ということで、感覚的な不透明感を感じさせる点などです。

あまり大きく上昇するようなことはなさそうですが、同社CEOである小里文宏氏は、かつて米国シリコンバレーで”テックウェル”という会社を起業し、2006年には米国ナスダックに上場を果たした人物として知られています。

よって、想定価格の低さによる資金の入りやすさと、一部の話題性などの理由により、思ったよりも上昇となる可能性もあるかもしれません。

チャレンジポイント狙いのSBI証券から申し込みを除いては、まずは仮条件の行方を見守りたいと思います。

【追記】

想定価格650円に対して仮条件は620円~650円と下振れしました。やはりあまり上昇は期待できなさそうです。場合によっては公募割れの可能性もあります。

それでも公開価格は、仮条件の上限の650円で決定となりました。単価の安さより「買いやすさ」はあるため、多少の上昇はあるのかもしれません。

【上場日・IPO銘柄名・証券コード/市場】

9月IPO

10月IPO

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IPOに応募する方法

テックポイント株を保有するためには、IPO(新規公開株式)で狙っていく方法があります。IPOで株式を購入するためには、まず証券会社の口座を持っていないと申し込めません。

今回の主幹事はみずほ証券ですが、以下はテックポイントのIPO幹事の中で、その他にもネットで気軽に申し込みができる証券会社です。IPOで当選を狙うのであれば、複数応募により当選確率を上げていきましょう。

SBI証券

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