一風堂がついに上場へ!株価はどうなる?

一風堂 上場「7つの習慣」と「一風堂」

2月15日(水)に、かねてから噂のあった博多ラーメンの「一風堂(いっぷうどう)」を運営する力の源ホールディングス(3561)が東証マザーズへの上場が承認されています。

一風堂を運営するのは力の源カンパニーという会社で、その親会社にあたるのが今回上場が伝えられた力の源ホールディングスという会社です。その事業内容は、ラーメン専門店「一風堂」を中心に複数ブランドの飲食店を展開する国内外の子会社の経営管理及びそれに付帯又は関連する業務等を行っています。

これにより、力の源ホールディングスは3月21日(火)で、同じマザーズ市場でインターネットインフィニティー(6545)と同日の上場予定です。なお、力の源ホールディングスの仮条件は、540円~600円。想定価格の540円に対して強気な設定で、公開価格は上限の600円で決定となりました。

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一風堂の「力の源ホールディングス」がついに上場!

(株)力の源ホールディングス

想定価格540円から計算したPER(連結)47.9倍PBR(連結)1.95倍、公開時価総額目安は約59.9億円です。

(PER:第31期(平成28年3月)決算時の当期純利益・PBR:第32期第3四半期(平成28年12月)の純資産額を基に算定)

監査法人は「三優監査法人」

業種は「小売業」です。

一風堂とは?

(博多)一風堂は福岡発祥のラーメン店で、既存のとんこつラーメンと異なり、「白丸元味」「赤丸新味」など、スタイリッシュな九州とんこつラーメンを基本として発展してきました。

また一風堂は、1994年に世界初のフードテーマパークである『新横浜ラーメン博物館』への出店でも有名です。

一風堂の創業者であり力の源ホールディングスの代表取締役会長でもある河原成美(しげみ)氏は、過去にはテレビ東京系列の『テレビチャンピオン・ラーメン職人選手権』『史上最強!ラーメン王決定戦Ⅱ』『大行列!ラーメン職人選手権』などでチャンピオンに輝いた有名人でもあります。

最近は海外の出店を加速させ、2012年には単体での売上高が100億円を突破。今回の上場の報道が事実であれば、河原会長が”私たちの夢”として掲げている、

RAMENを世界共通語にしていくために世界進出を加速

という夢に向かっての、さらなる事業資金として活用されるものと思われます。

なお具体的には、

①CHIKARANOMOTO GLOBAL HOLDINGS PTE.LTD.の連結子会社であるIPPUDO LONDON CO. LIMITED における、イギリス・ロンドンでの「IPPUDO」3号店(直営店)の新規出店のための差し入れ保証金及び固定資産等の設備投資等として平成30年3月期に200,000千円。

②CHIKARANOMOTO GLOBAL HOLDINGS PTE. LTD.の連結子会社であるIPPUDO PARISにおける、フランス・パリでの「IPPUDO」3号店(直営店)の新規出店のための差し入れ保証金及び固定資産等の設備投資等として平成30年3月期に150,000千円

③今後の事業拡大や店舗数の増加に対応するため、効率的な受発注システムや販売管理システムなどの基幹システムの再設備にむけた費用として平成30年3月期から平成31年3月期の基幹に1140,260千円

などに使われる予定であることを伝えています。

上場までのスケジュール

銘柄名/証券コード 力の源ホールディングス/3561
市場 東証マザーズ
上場日 3/21(火)
仮条件決定日  3/1(水)
BB期間   3/2(木)~3/8(水)
公開価格決定日 3/9(木)
購入申し込み期間(※) 3/10(金)~3/15(水)
払い込み期日 3/20(月)

(※)証券会社によって期日が異なるため、お申込み証券会社でご確認ください。

発行条件など

決算 3月
申込単位 100株
想定価格 540円
仮条件 540円~600円
公開価格 600円
株価初値3/22 2,230円(+371.6%)
公開株式数 1,150,000株
(公募800,000株・売出200,000株・OA150,000株)
上場時発行済株式数 11,100,000株

オーバーアロットメント(OA)合わせて1,150,000株なので、最大当選枚数は11,500枚です。

当選枚数は、「普通の部類」である程度当たりやすいIPO銘柄です。想定価格の530円で計算した吸収金額は、約6.21億円で吸収金額としては少な目であるものの、東証マザーズ市場としては「中型規模」のIPO銘柄となります。

今回、上場が伝えられている純粋持ち株会社となる株式会社力の源ホールディングスには、株式会社力の源カンパニー(飲食店舗展開)、CHIKARANOMOTO GLOBAL HOLDINGS PTE.LTD.(海外の事業戦略)、株式会社渡辺製麺(麺類等の製造販売)、株式会社力の源パートナーズ(飲食コンサルティング等)の4社があります。

申込みができる証券会社

  • 主幹事証券:
    ・野村證券
  • 幹事証券:
    ・三菱UFJモルガン・スタンレー証券
    SMBC日興証券マネックス証券・岡三証券(岡三オンライン証券?)
    ・いちよし証券
    ・丸三証券
    ・西日本シティTT証券

※ブックビルデング申込期間は、2017年3/2(木)~3/8(水)となっています。

ロックアップと株主上位

氏名・名称 所有株式数(株) 所有割合(%) ロックアップ
E&RS’ FORCE CREATION PTE. LTD 2,925,000 25.95 90日
河原 成美 2,905,000 25.78 90日
(株)海外需要開拓支援機構 1,330,000 11.80 90日
河原 恵美 1,120,000 9.94 90日
(株)西日本シティ銀行 250,000 2.22 90日
CALIBRE WEALTH MANAGEMENT SDN BHD 200,000  1.77 90日
日清製粉(株) 200,000  1.77 90日
アリアケジャパン(株) 200,000  1.77 90日
鳥越製粉(株) 200,000  1.77 90日
乾杯股分有限公司 150,000  1.33 90日
清宮 俊之 103,000  0.91 90日

■ 上記株主保有分の内、河原成美氏の保有分200,000株は今回の売出し株となります。

※ロックアップ90日目は、平成29年6月18日(日)

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一風堂の店舗数と力の源ホールディングスの事業内容

1985年福岡市で1号店を開店

力の源ホールディングス系列店舗数

【国内133店舗(2016年12月現在)】

※下の地方別店舗数は、一風堂ブランドのもの

  • 関東:44
  • 関西:18
  • 東海:13
  • 九州:12
  • 中国・四国:7
  • 甲信越・北陸:5
  • 東北:3
  • 北海道:3

その他、「五行(居酒屋&らーめん)」「行集段四朗商店(沖縄そば)」「BREAD JUNCTION(パン屋)」などの飲食業態もあり

【海外63店舗(他業態も含む)】

  • アメリカ、シンガポール、香港、オーストラリア、台湾、中国、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、イギリス、フランスなど

「Kuro-Obi」など他の飲食業態あり

東京五輪が開かれる2020年までには一風堂の海外店舗数を200に増やす目標があり、飲食事業以外にも、スクール事業(チャイルドキッチン)や農業事業(農業法人/くしふるの大地・大分県竹田市)などがあります。

博多一風堂の株主優待・配当金はあるの?

飲食銘柄において、株主優待はほぼセットで実施している会社がほとんどであるため、一風堂についても当初から株主優待が実施されることが期待されています。

【株主優待を実施しているラーメン関連銘柄】

また、配当金については年2回行う方針であることを明らかにしています。

株式上場後は、期末配当及び中間配当の年2回を基本的な方針とします。期末配当は毎年3月31日、中間配当は毎年9月30日を基準日とし、会社法第459条第1項各号に掲げる事項については、法令に別段の定めがある場合を除き、株主総会の決議によらず、取締役会の決議によって定める旨を定款に定めており、配当の決定機関は取締役会であります。なお、第31期事業年度の配当につきましては、増益となったこと等を踏まえ、期末配当を1株当たり3円とすることといたしました。

【力の源ホールディングス 配当政策について】

前事業年度である第31期(平成28年3月)での配当は1株当たり、3円でした。

一風堂「力の源ホールディングス」上場のIPO株価の初値予想

初値予想は、公開価格より1.3倍以上の株価にはなるのではないかと予想するため、申し込むのに躊躇はいらなそうです。

事前に一部マスコミで報じられていた情報では、東証マザーズ銘柄で「時価総額は300億円になるのでは」とも伝えられていましたが、想定価格の540円から計算する時価総額は、約59.9億円程度と規模が一段下がった感はあります。

それでも、マザーズ市場においてはいまだ中型規模のサイズであり、当選枚数もそこそこあるため、需給の面からすれば初値での株価2倍~3倍などの極端な大幅上昇はないかもしれません。

ただし、『一風堂』の認知度はあるため、海外マーケットでの成功事例を理由とした、さらなる潜在的成長性を感じさせる点など株価形成に欠かせないプラス材料があります。

また、想定価格から予想される最低購入単位も10万円以下になる点や、その知名度から、いままでIPO投資をしたことのなかった新しい投資家にとっての呼び水にもなりえる銘柄ということで、話題性は高くなることが予想されます。

また、公募株に比べて売出株も少なめで、『上場ゴール』を感じさせるものではなく、海外での日本食ブームなどの追い風要因を考えれば、将来性も期待できそうです。

株主優待などもありそうで楽しみですね。

また、同じく3月には回転寿司「あきんどスシロー」を運営するスシローグローバルホールディングスの新規上場の上場計画も伝えられています。

もともと噂のあった会社ですが、こちらもついに上場となれば、3月には飲食系の優待株が大好きな投資家にとっての話題が増えそうです。

力の源ホールディングスのIPOに応募する方法

力の源ホールディングス株を保有するためには、IPO(新規公開株式)で狙っていく方法があります。IPOで株式を購入するためには、まず証券会社の口座を持っていないと申し込めません。

主幹事は野村證券ですが、以下はそれ以外のIPO幹事の中でねらい目ネット証券会社です。

SMBC日興証券

SBI証券と並んで新規公開株式数がダントツなので、IPO投資をするなら必須の証券会社です。抽選は完全平等抽選で、完全平等抽選の場合は1口座に対して誰もが1チャンスなので「誰でも平等に当選チャンス」があります。

マネックス証券

マネックス証券でのIPOの抽選は全て平等な証券会社です。『本気で当てたい』IPO銘柄の際には、複数の証券会社での申し込みが基本です。こちらも開設しておくとよいでしょう。