優待・配当株をひたすら増やしてみると

株には夢がある!と個別銘柄にあれこれいいながら、だんだん株以外のことについても語っています。

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【セルインメイ】株式相場格言の本当の意味とは!

      2016/04/21

セルインメイの5月
本日の日経平均は、8営業日振りの反発となりました。
15,749.84円 前日比+34.48円(+0.22%)

円高がさらにさらに進んで、ついに1ドル108円台へ。めずらしく今日は円高につられず、日経平均株価はなんとかプラスを維持しました。

さすがに下げ過ぎた反動でしょうか。明日にかけて円高が107円に入るようであれば、再度下落トレンドが継続しそうにも思えます。

このまま円高基調が続けば、日経平均的には厳しそうですが、海外旅行者は増えそうです。

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「セルインメイ」で5月は株価が下がる?

アメリカの株式相場の相場の格言に、「セルインメイ」と言うアノマリーがあります。

これは、

“Sell in May, and go away”
五月に売って、どっか行ってしまえ(株式相場から離れろ)。

という英語からきていて、具体的には「5月の初めごろに株式のポジションは解除して現金やMMFなどにし、株式は秋ごろに買い直すのが良い」という意味です。

ちなみにアメリカで”秋ごろ”とは、「ハロウィーン頃」に買うのがいいとされているようです。2016年のハロウィンは10月31日の月曜日であり、11月ぐらいからが推奨されるタイミングのようです。

 

一方でイギリスの格言では、

“Sell in May, and go away;don’t come back until St leger day.”
五月に売って、どっか行ってしまえ。そしてセント・レジャー・デーまでは(株式相場に)戻ってくるな。

という、”go away”の後に続きがあるようです。

こちらは株式相場を再開すべき時期を、セント・レジャー・デー(9月の第2土曜日のセントレジャーステークス/イギリスでその季節の最終競馬の日/日本の菊花賞のモデル)と具体的に言及しており、アメリカよりも1カ月以上早めになっています。

 

“セルインメイ”は、「夏場は株を持つな」という意味だった

じつは元祖なのはイギリスの方で、イギリスの格言だったものがアメリカに伝わり、相場再開のタイミング的に変化したもののようですが、要するに、

「夏場は株を持つな!」 

ということを米英ともに伝えています。

よく、”5月に株価が下がる”と勘違いして覚えている人が多いようですが、じつは”5月以降に、パフォーマンスが悪くなる”ことを示しているようです。

つまり、

「5月以降の夏場は、株価が上がる見込みが薄いから5月のうちに売っておけ!」

ということになります。

「5月以降に株価が下がる」と言われる理由

その他に5月以降に株価が下がりやすいのではないか、の根拠としていくつか上げられていました。

  • ヘッジファンドの決算が5月に集中(じつは6月・12月も多く一概に言えない)
  • 過去の経験則では5月~10月よりも、11~4月の方が株価に勢いがあり、とくに夏場は株価は停滞または値下がりすることが多い
  • 6~10月は欧米で夏季休暇を取る人が増え、相場が閑散となる(日本はお盆あり)

じつは上記のどれも、学問的には根拠が乏しく、「セルインメイ」は相場のジンクス・迷信的な類いのもので、特別重要視されているわけではないようです。

 

日本でも2月に、

“節分天井”なんて格言がありますが、確かにあまり気にしている人はいません。

実は的中していた2015年の「セルインメイ」

それにNYダウ平均株価を調査したところ、
「5月」だけを1928年から2014年まででみれば、上昇が56%で、下落が44%

5月だけだと、なんと、上昇した回数の方が多い。

 

ところが、冬場と夏場に分けて、過去50年間の株価をパフォーマンス的にみたところ、冬場の平均値が7.5%の上昇だったのに対して、夏場の平均は、実質的に平坦(±0あたり)だったそうです。

つまり、「上がるか下がるか」で言えば、5月は逆に上がった回数が多かったけれど、そのまま夏場に持ち越していたら、株はあまり値上がりしない傾向があった。
Should you “Sell in May and go away”?-Fidelity-

 

昨年、2015年の5月の日経平均は、19,510.85円から月末は20,563.15円へと上昇しました。なので、「2015年のセルインメイは当たらなかった!」と、一部で騒がれていましたよね。
でも、昨年は中国市場の急落に端を発する、世界同時株安が8月から9月にかけて発生しています。そのため、「夏場は株を持つな」という意味での”セルインメイ“は、じつは世界的にも大当たりとなっていたのです。

2015年の8月月初、20,540.21円だった日経平均は、月末には18,890.48円に。9月には16,901.49円の安値を記録しました。

その後、世界同時株安が落ち着き、上昇に転じたのは10月からで、月初17479.97円の、月末が19083.1円となりました。

2016年の日経平均では、5月以降を待たずして「セル」が続いています。

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