優待・配当株をひたすら増やしてみると

株には夢がある!と個別銘柄にあれこれいいながら、だんだん株以外のことについても語っています。

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個人向け10年国債は買わない方がいい理由。「10年物長期国債の利回りがマイナスに」

      2016/02/11

個人向け国債 ダメ
本日の日経平均は、大暴落となりました。
16,085.44円 前日比 -918.86円(-5.40%)

昨日に続いて急激な円高・ドル安で、一時は1ドル114円台に。

これを嫌気した日本の株式市場は、 “超”のつく全面安

2016年に入って最大の下げ幅の記録となりました。

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円高に、長期金利がマイナスと毎日が株価乱高下の要因

今日の大暴落に昨日初めて株を買った人なんて、

もう株式投資をやめたくなったのではないでしょうか。

そういえば一応、前の記事で書いた「はてな」のIPOのブックビルディングに参加してみました。3930「はてな」上場はいつ?今年の運試しに応募してみては

 

でも当たっても、正直この相場だったらあんまり欲しくはないですね。

また、日経平均が暴落するのに都合のいい具合に、円高が進みました。

円は【安全資産】で買われているそうですが、昨日のきれいな17,000円乗せといい、本当にそうなのかは少々疑問が残ります。

 

「個人向け国債」は、長期金利がマイナスでも損はしない。

ところで本日は、長期国債(新発の10年物国債)の利回りが、0%を下回って一時マイナス0.035%をつけました。

銀行や機関投資家などが国債を買っても、毎年利息がもらえるどころか、

「お金を貸して、10年後に満期で還ってきた時に、トータルで損をしている」

わけですから、異常事態に思えますよね。

 

この長期金利でのマイナスは、世界では2015年のスイスで同じ例があったぐらいで、人類史上2番目の出来事なんだそうです。(短期金利はドイツなどでも)

でもこれは、国債が(機関投資家の間で)人気化したからこそ起こった出来事です。

国債の金利がマイナスになったのは、人気(需要が増えた)なので、国債が額面価格の100円では買えずに105円とかになってしまった状態ですよね。

そうすると105円で買っても、10年後に元本として償還されるのはあくまでも、”100円”なわけですから、当然今の低金利では10年間でもらう利息のよりも、トータルで損をしてしまうことになってしまうのです。

ところが、「個人向け国債」には0.05%の最低金利保証があるので、損はしません。

長期国債が人気なら、急いで買った方がいいの?

一般の投資家が購入できる国債というのは、「通常の国債」と「個人向け国債」の2種類に分かれます。

実は、人気のために「額面100円が105円になった」というのは、通常の国債の話です。

株の取得価格にあたる、国債の額面がいくら高くなったとしても、個人向け国債の場合はまったく関係がないのです。

 

ところで、「通常の国債」と同じ条件で、個人でも購入できる「新窓販国債」というものもあります。

しかしながら、こちらは今年の2月5日に2月分の募集販売が中止となりました。

 

財務省が新窓販国債の募集を中止した理由

中止となった理由は、日銀のマイナス金利の導入によると、購入者の利回りがマイナスになってしまうので、債券としての実質的なメリットが薄くなってしまったからです。

新窓販国債は個人向け国債と異なり、株と一緒で、購入時にも額面が変動します。また、変動金利で金利が固定されていないのため、今回のように金利がマイナスな時には、本当にマイナスになってしまいます。

つまり、「お金を貸しているのに、金利を支払わされる」ということが起こります。それならタンス預金のほうがはるかにましですよね。また途中で換金したい場合は、解約ではなく市場による売却になるため、売却損益がでます。

なので、マイナス金利時に購入した場合は、さらにマイナス金利が進まない限り、途中換金では売却損が出ることになってしまうのです。

 

財務省としては、国民に国債を買ってもらいたいと思ってはいますが、さすがにこんな博打商品を売りつけるわけにはいきませんよね。

 

「個人向け長期国債」は買わない方がいいと思う理由

個人向け長期国債(変動金利10年)の方は、通常国債と比べて不利な条件になっています。

まず、通常の長期金利に0.66をかけた数字が金利と設計されていて、通常国債より金利が低い設定です。

また、発行から1年以上経てば中途換金もできますが、途中解約時には解約時直前の2回分(1年分)の利子(税引前)相当額×0.79685が、ペナルティとして差し引かれてる仕様となっています。

1年分って結構でかいですよね。

 

でも一応、個人向け国債にはメリットもあります。

それは、0.05%の最低金利保証があるということ。そして、日本に財政破たんでもが起こらない限り、償還時の元本は保証されている点です。

しかしながら、こんな低い利回りで個人で国債を買う意味は、僕にはわかりません。

2月9日現在の金利は、最低保証の0.05%です。100万円分購入したとしても、たったの年間500円(税引き前)の利息。1億円分買ったとしても、年間5万円。

それに10年待てずに途中で換金すれば、1年分の利息相当額がペナルティとなります。

 

なので今は素直に、現金か銀行の普通預金にでも預けておくのが得策で、将来的に金利が上がってきた時に、何かよい金融商品を検討すればいいのではないでしょうか。

なんといっても、「せっかく金利が上がってきても0.66%掛けられてしまう」のがこの個人向け長期国債の特徴なのですから。

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